2006年08月18日

持病

朝っぱらから、姫の発作で起こされた。

象が踏んでも起きない管理人だが、こういうふだん聞き慣れない物音には、ぱちっと目が覚めるのだ。仮死状態と言いつつも、それなりに神経を張って寝ているのかもしれないと思うと、ちょっとかっこいいなと自分に酔う管理人である。

で、それはさておき、姫はいつものようにとつぜん気分が悪くなり、慌てて犬用マットレスの上に飛び乗ったあと、四肢が硬直してそのままその場にへたり込んだ。発作が起きると、姫はともかく管理人のそばに近づこうとする。自分がソファやベッドに乗っていて、管理人がPCの前に座っていると、ドサッという音と共に床に飛び降りて必死で管理人のそばに近づこうとするし、逆に今回のように管理人がベッドに寝ていれば、隣の犬用ソファに飛び乗って、その場でうずくまって発作が過ぎるのを待つのである。

さすがの管理人も最初にこの発作を見たときは慌てまくってパニックした。だが、姫との生活もそろそろ2年になろうとする最近は、あ、またいつもの発作だ、と落ちついて対処できるようになっている。じっさい、これを見たことのない妹が初めてこのようすを見たときはおろおろして金切り声をあげたものだ。それくらい、姫の発作は、恐ろしげなものなのだ。もしかしたら、このまま死んでしまうのではないか、と心配にすらなる(じっさい、そうなってもおかしくはないのだが)。

ある程度発作が治まると、姫はたいてい立ちあがろうとする。だが、まだ完全に足腰が立たないので、けっきょくその場にへたり込む。膀胱に尿が残っていれば、この時点でほぼ100%失禁してしまうのだが、いまや姫の発作のプロとなった管理人はすばやくトイレシートでそれをキャッチする技すら編み出している。

だが今回は、マットレスの上だったので、その技を使う暇さえなかった。

マットレス、大型ゴミにださなくちゃ。

ボロボロになっていて、そろそろ捨てようと思っていたので、まあいいか……

一緒に暮らしはじめた当初は、このパターンが判らなかった。じっさい姫はマーキングの女王だし、したくなればその場でジャーッというトイレのしつけがなっていない犬でもあったので、床にできた水たまりの何割が不可抗力の産物なのか管理人にも判らなかった。いま思えば、発作のときの失禁で汚してしまったあとを見て管理人がいきり立っていたことも1度や2度ではなかっただろう。姫には申し訳ないことをしたと思うが、それをきちんと判別できるようになるまでには、管理人でも時間がかかった。

そうじゃなくって、いつもみたいに気持ちが悪くなったの。それでオシッコもらしちゃったの!

姫にしてみればさぞや言い訳したかったことだろう。だが、もちろん犬には言い訳などできない。だから飼い主が判ってやらねばならないのだ。

持病を抱える犬と暮らす以上、ある程度のリスクは、姫にもれなくついている全プレのようなもので、それとうまくつきあっていかないことには、楽しい暮らしは望めない。健康な犬であっても、病気になったり、歳をとれば同じようにさまざまな問題が起こるのものだ。じっさい、トイレの失敗が一切なかったDJも、死の直前には排泄のコントロールが巧く効かなくなった時期がある。

生き物なのだがら、それもしかたない。ペットと暮らすということは、そういうリスクもすべて含めて、ワンパッケージで受け入れなければならないものなのだ。その覚悟がないのなら、最初からAIBOで我慢しておくのが飼い主にとっても動物にとっても、きっと賢い選択なのだろう、と管理人は思っている。

飼い主がたとえ病気になったとしても、犬は自ら飼い主のそばを離れていくことはないだろう。だから、人間のほうも、どんなことがあってもペットを見捨てずにいて欲しい。

「病めるときも健やかなるときも、死がふたりを分かつまで、愛し慈しむことをここに誓いますか?」

自信を持って、あなたは「はい」と答えられますか?

RIMG0794.JPG

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 07:49| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

アメフト

お友だちのつむぎちゃんから、ええもんもらった。

「練習中だから、出来は悪いけど見てぇ〜」

というのが本人の弁だが、どうしてどうして、良くできてるじゃありませんか!? いいよねぇ〜こういうのさくさくっと作れちゃう人って。でも自分にない人の才能を羨んだってしかたがない。だって、管理人には美的センスがゼロなんだもの。本宅を閉じた一番の原因は、悪趣味なサイトに自分自身がうんざりしちゃったからで(ちなみに本人はつねにカッコイイサイトをめざしていたが、時間をかける割には、いつもできあがるとダサダサ)やっぱり餅は餅屋にって心の底から思ったからだ。

15分あれば、管理人はそこそこの記事を書くことができる。とりあえず文章を書くことは管理人の飯の種だし、いちおう読める文章を書く教育も受けているし(その割には日本語が変とかいわないように!)まあこれはあたりまえのことなのだが、とりあえず自分と犬の食い扶持を稼ぎつつ、少ない手持ちの時間を最大限に活用して何かやりたいと思ったとき、自分が一番得意な分野にその時間を使うことが一番効率がいいな、と悟ったのだ。

管理人は15分でステキな絵を描くことはできない。15分かけても、まともにサイトに使える写真を撮ることもまず無理だ。15分あれば犬のコマンドをひとつ教えられる人もいるが、あいかわらずトレーニング下手の管理人にはこれもできない。相手が単純な人ならば、もしかすると15分話せば相手を説得できるかもしれないが、ぜったい可能か、と訊かれたらハイと答える自信はない。

でも15分あれば、管理人は人に読んでもらえる記事が書ける。だから犬猫屋敷の管理人日記は帰ってきたのだ。

ディーの死と前後してある人の訃報を聞いた。生き物であるかぎりいつかは必ず死ぬんだ。こんなあたりまえのことを管理人は再認識した。無限にあると思っていた時間が、じつは期限つきだと気づいたとき、その時間をどう使うか管理人なりに考えた。そしてひとつの結論に達したのだ。

ボランティアってアメフトじゃん!

アメリカンフットボールの試合を見に行くとわかるのだが、アメフトのフィールドの周囲には100人くらいの人が常にワイワイといるものだ。ユニフォームを着た選手が6〜70人いるうえに、コーチやらトレーナーやら、あとなんのためにいるのかよく判らない人も含めて、とにかく人がわんさかいる。これがアメフトの試合のイメージだ。

アメフトのルールでは、試合中断中であれば選手の交代は何人でも、何回でも許される。一度退場した選手が試合に復帰するなんてえのもありなのだ。フィールド内で一時にプレイに参加できるのは1チームにつき11名以下と定められているが、それさえ守れば、何回でも何人でも選手変更は可能だ。だからアメフトの場合はすべての選手が自分の仕事に特化している。大抵は攻撃専任の11人、守備専任の11人、キックオフやパント専任の11人のレギュラーメンバーが用意されていて、攻守交代になるとフィールドの11人全員が入れ替わるのが普通だ。

つまり他には何もできないが、やたら走るのが速いという人や、ボールを投げさせたら誰にも負けないという選手、とにかく身体が大きくて岩壁のようだが巨体すぎて歩くのもやっと、という人間でもアメフトでは立派な花形選手になれるのだ。得意分野に特化して、自分がもっとも効率よく動けるパートを受け持つことで最小限の時間で最大限の効果を得る。これがアメフトの特異性だ。

ボランティアはいくらやっても金にはならない。ふつう人は金を稼がねば生きていけない。だから週に3日ボランティアに従事しろといわれたら、できる人は限られてくる。だが、時間が空いたときに15分といわれれば、たいていの人にはその時間を作ることができるだろう。その15分をある仕事に特化できるプロが受け持てば、その効果は絶大だ。

むろん、そうなるとフィールドの周りには大勢の人がわんさかいることになって、交通整理が大変だ。攻撃なのにディフェンスの選手がふらふら出ていってしまったら、きちんとした試合は成り立たない。だからアメフトは組織と戦略のゲームなのだ。データを蓄積し、解析しあらゆる状況に対処できるよう膨大な数のゲームプランが作られる。

果たしてこの日記はボランティア活動なのだろうか? 社会や他人のためになっているのだろうか? だいたい自分の楽しみで書いていると豪語しているくせにボランティアと言い張る奴って何者?

社会のためになっているかどうかは不安だが、たぶん他人のためにはなっていると思う。暇なとき、このサイトを覗いて大笑いしてもらえれば、時間つぶしの助けにはなる。犬猫屋敷の管理人はこの世で一番嫌いという人は、毎日の日記を見て「この女(アマ)、いつか必ず殺(や)ってやる!」と思うたびに、明日を生き抜く活力になるだろう(←無理矢理)。自分の犬はこんなこともあんなこともできないし、毎日問題山積みだし、と育犬ノイローゼになりかかっている飼い主さんなら、ものぐさ犬カイと歌うオスワリ犬姫を引き連れて、それでもなんとなく毎日楽しく暮らしている管理人の日常生活を見て「これに比べりゃうちはなんぼかマシだわ」と気持ちが楽になるかもしれない。

使い方は見に来る人の勝手だが、ともかくこれは管理人なりのボランティア活動なのだ。だいたい、ボランティアなんて認定資格がいるわけじゃなし、自分がボランティアをやっていると言い張れば、誰のためにもなっていなくともそれは立派なボランティアなのだ。

だから管理人は敢えて言い張る。犬猫屋敷の管理人日記は、管理人なりのボランティアの手段です。ほ〜ら、言っちゃった!

言ったもん勝ちだぜ手(チョキ)

というわけで、前置きが異常に長くなったのだが、つむぎちゃんからもらったプレゼントを見たい方はこちらをポチッとなるんるん
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 12:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

鎮魂

やっぱり行ったのね、純ちゃんたら……いや、きょうの靖国神社参拝の話である。正直、管理人は靖国問題を語れるほど歴史に詳しいわけでもないし、だいたい靖国神社に行ったこともないわけで、ただ、政教分離を謳っている憲法があるこの国で、おそらく唯一の公式慰霊施設(みたいなもんだわよね、靖国神社って?)がある特定の宗教の施設だというのは、やっぱりちと変な気がする。日本人というのは非常に大らかな宗教観を持っているので、仏教も神道もなんでもあり、みたいなところがあるのだが、これが宗教のせいで殺しあいにまで発展するような人々の世界であれば、この程度の騒ぎでは済まないはずなのだ。

それに、ごくごくふつうの庶民の感覚からすると、「総理大臣である人間・小泉純一郎が参拝している。職務として参拝しているものではない」とか言っちゃってる人が、公用車で乗りつけるっていうのも妙な気がする。職務として参拝しているんじゃないなら、タクシーか電車で行って欲しいものだ。警備のこととかいろいろあるだろうし百歩譲って公用車を使うとしても、アンタ、ガソリン代くらいは自腹で払いなさいよね、と言いたくなるのは、とても少ない収入の中から毎年泣く泣く税金を払っている庶民としての最低限の権利だろう。

ともかく、靖国騒動ですっかり肝心なことが後回しになっているが、きょうは61年目の終戦記念日で、何はともあれ、軍人、民間人を問わず、日本人か否かにかかわらず、あの戦争で命を落とされたすべての方が安らかに眠れるようお祈りすると同時に、これほど長いあいだ戦争に巻き込まれずに平和に暮らしていけることに、感謝したいと管理人は思っている。

平和ボケしたこの国で暮らしていると、ついつい忘れがちになるのだが、世界ではつねにどこかの国で戦争が起こっているのだ。なかには、生まれてからずっと、一度も平和な時代を知らない子どもたちだって存在する。それに比べると、日本人は平和な日本に生まれたというだけで、すでに90%の幸せをゲットしたようなものだ、と管理人は思うのだ。

だが、それがあたりまえになってしまうと、そのありがたみが判らなくなる。結果を考えずに変な方向に走っていって、とんでもない状況になってしまうかもしれないのだ。

昨日、久しぶりに友人の息子に会った。ついこの前まで這い這いしていた赤ちゃんが、すでにいっぱしの口をきくようになっていた。管理人には子どもはいないが、数年後には立派な青年になる彼らに、平和な世界を残してやりたいな、とふと思った。友人たちが、子どもに先立たれるような時代がぜったいに来なければいいな、とつくづく思った。

政治的駆け引きも、宗教上の対立も、経済の仕組みなんてこともどうだっていい。とても狭い考えかもしれないが、よく知っている子どもたちが「お国のため」といって次々死んでいく時代は、やはり来ないで欲しい。友人たちが子どもの亡骸にすがって泣くような世の中は、やはりよくない世の中だ。

だから、忘れてはいけないのだと思う。

ふだんは忘れていたとしても、やはりきょうぐらいは、生きたくても生きることができなかった人たちを思って、静かに過ごすのもいいだろう。

RIMG0690.JPG

Love and Peace to the World

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

いまは昔

地方に嫁いだ幼なじみが、お盆休みで帰京していたので、久しぶりにお喋りをしようとランチかたがた、いま話題の表参道ヒルズに行ってきた。

Aug14_1437.jpg Aug14_1439.jpg


東京に住んでいながら、表参道の駅から外に出たのは久しぶりである。噂には聞いていたが、道路沿いに乱立するブランドショップを見上げながら、口をあんぐり開ける田舎ものの管理人である。

いやぁ〜これだけブランドショップが並んでいるということは、ここで買い物できる人がそれだけいるってことだわよね。

ちなみに、ブランドショップといっても、管理人の大好きなユニクロやダイソーなどのブランドがそのなかに含まれていないのは、むろん言うまでもないことだ。日本は格差社会になってきた、とニュースの話題などで耳にしても、「ふ〜ん、そんなものか」と他人事と感じていたが、自分は最下層の思いっきり底辺に位置しているのだ、とそびえ立つブランドショップを眺めながらつくづく実感してしまった。

表参道ヒルズというのは、かつての同潤会青山アパートメントの跡地に建てられている。通称青山アパートがブティック街と化す以前、純粋に住居として使用されていた時代を知っている管理人としては、おしゃれなファッションビルに変身した青山アパートを見て感慨も一塩である。

古い建物が壊され、そこに新しいものが創られていくのは時代の流れなのだからとうぜんだが、それでもちょっとだけ寂しい気がしてしまうのは、管理人が歳をとったせいなのかもしれない。

銀座マリオンができた当初、マリオンと言えば「ああ、日劇のあったところね」と言っていたが、いまとなってはマリオンはマリオンで、あそこに日劇があったことを覚えている人のほうが少ないだろう。同じように、いつか青山アパートメントといったら、「ああ、表参道ヒルズが建っているあそこにあったっていう建物?」なんて言われてしまう時代が来るのかもしれない。

やっぱりなんとなく寂しい……そんな風に思いながら炎天下の表参道をそぞろ歩く管理人である。
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 23:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

生肉

ディーの病気のことを知っていた犬友の皆さんには、当時ずいぶんご心配をいただいて、ディーを元気づけにお見舞いに来てくださったり、癌に効くという食材やらサプリメントをいろいろちょうだいしたものだ。なかでもKAKOままさまがわざわざ遠くから送ってくださった生レバーのお見舞い品は、最後にディーに腹一杯食べさせてやりたかったのだが、残念ながらちょっとのちがいでディーの墓前に備えてやることしかできなかったのが、いまでも管理人の心残りのひとつとなっている。

せっかくいただいた美味しそうな生レバー、そこで通夜の精進料理(生レバーがかexclamation&question)として残った2頭にごちそうをやろうと、それを夕飯として出してやった。

飼い主が手を血だらけにしてレバーを切っている気配だけで、すでに姫は大興奮である。
「きょうはごちそうよぉぉ〜exclamationうぉうぉうぉうぉ〜るんるんるんるん

歌と踊りのダブルパンチで部屋とキッチンのあいだを走りまわり、白飯(ドライフード)を入れただけの餌皿を前に置いただけで、涎をたらさんばかりの勢いである。その後、食べやすい大きさに切ったレバーの入った器とともに飼い主がしずしずと登場すると、犬たちの興奮は最高潮に達した。
「ごちそう、ごちそうexclamation早くちょうだい!! うぉうぉうぉうぉ〜るんるんるんるん

「カイちゃん、姫ちゃん、きょうは食べたこともないようなごちそうだよぉ〜ん! さあ、生レバーをたんとおあがり!」

レバーをスプーンですくって白飯(ドライフード)の皿にのせてやると、2頭は即座に皿に顔を突っ込み、生肉の臭いを嗅いだあと困ったようすで顔を見合わせた。
「なにこれ! 火が通ってないじゃないのむかっ(怒り)





…………犬だろ、おまえらがく〜(落胆した顔)





ふつう犬は生肉がごちそうのはずだ。たしかにカイはドライフードベースでずっと育ててきたが、姫は放浪生活の経験もあるし、生肉ぐらい食べたことがあると思っていたのだが……
「生はダメ、お腹壊すわよ」

ふつう犬は腐りかけの生肉を食べたって腹を下したりはしない。腸の作りがそういうふうにできているのだ。第一KAKOままさんがわざわざ送ってくださった肉は、人間だって食べられる生食用の新鮮なレバーである。色つやもよくてぷりぷりしてて、飼い主が思わず涎をたらすほどの逸品なのだ。
「騙されたと思って一口食べてごらんよ。病みつきになるから。マジで美味しいんだから!」

「いやよ、生肉なんてたべられないわよ! あんたも食べない方がいいわよ。生はダメ。お腹壊すから」

けっきょく2頭はため息をつきながら白飯(ドライフード)だけをぼつぼつ選んで食べ始めた。恨みがましい顔でこちらを見ている表情には
「おかずがないと食べられないわよ。まったく」

と書いてあるような気がしたもうやだ〜(悲しい顔)

まったくご馳走しがいのない奴らである。レバーがついた部分だけを器用に避け、それ以外のドライフードをぽつぽつ拾って食べているようすを見て、もったいないけどちょっとだけレバーに火を通してやることにした。

表面だけあぶったレバーを持ってふたたび飼い主が登場すると、その臭いに犬たちの興奮がふたたびよみがえった。
「いやぁ〜んexclamation×2 きょうはやっぱりごちそうよぉぉ〜exclamationうぉうぉうぉうぉ〜exclamationexclamation ちょっとちょっと、いい臭いじゃない、もう臭いだけで白飯3杯はいけそうだわぁ〜」

いきなりドライフードの皿に顔を突っ込み、まだレバーも入れていないのにガツガツ食べ始める姫。




……なんなんだ、おまえはふらふら




表面にちょっと火を通したレバーのたたき(?)は犬たちに大好評だった。もう2頭とも狂ったように食べだし、最後は空になった皿を未練がましく嘗めているのだ。

なんなんでしょうか、このちがいは……

せっかくわざわざ送ってくださったのに、うちの奴らには生肉の美味さが理解できないのだ。めったに食べられないご馳走を食わせてやろうというのに、まったく食べさせ甲斐のない奴らである。だが考えてみれば、病気のディーに力をつけさせようとわざわざ買ってやった、生食用のブロイラーではない良質な高級鶏肉にも、奴らは見向きもしなかった。ふだん食べているものの数倍の値段がするというのに、せっかく大枚はたいて買ってやったというのにあせあせ(飛び散る汗)

けっきょくその高級鶏肉は人間さまの親子どんぶりに変身した。今回の生レバーの残りもどうように人間さまの夕飯に早変わりしたのである。



そして、その数日後……



犬連れで外出したお気楽姉妹は、昼食を食べそびれ空腹のあまり途中のマックでドライブスルーに寄り、ファーストフードとポテトを買って車のなかで食べていた。車内に揚げたてのポテトの香ばしい臭いが漂った瞬間、首筋に生暖かい息が……

ふと見ると、後部座席で爆睡していたはずの姫が起きあがって、運転席の背もたれに顔を乗せて鼻をフガフガさせていた。
「ちょっと、ちょっと、ちょっと、それって揚げたてポテトじゃないの、ちょうだい、あたしにもひとつちょうだいexclamation×2

やらねぇ〜よパンチまったくこいつと来たら、生肉は食べられないのにマックポテトは食べるのかexclamation&question

姫がどんな家で飼われていてどんな放浪生活を送っていたかは知らないが、うちとどうよう、あまりよい食生活をしていなかったことだけは、まちがいないようだ。

RIMG0740.JPG

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 12:50| Comment(3) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

夏休み

世間さまではすっかりお盆休みという奴らしい。

今年も恒例の帰省渋滞で、栃木県の那須高原サービスエリア―群馬県の館林インターチェンジ間で112キロ、東名高速道の下り線でも静岡県の中里バス停付近を先頭に43キロの渋滞だそうである。

いつもの神奈川県の綾瀬バス停付近はどうしたのだろうか? あれはリターンラッシュの時だっただろうか?

毎年混む要所というのは決まっているのに、なぜか少しも改善されないあたりが、けっこうほんとうはみんなこの帰省ラッシュを楽しみしてんじゃないの、という気がしてならない。まあ、じっさい車に何時間も缶詰になっている人たちは決して楽ではないはずだが……

だいたい、渋滞の定義ってなんだろうとふと思う瞬間がある。以前、友だちと車で遊びに行ったとき、「○○高速 50Km渋滞中」という交通情報を聞いて、一般道を選択したら、思いっきりハマッテ、えれぇ〜時間がかかったことがある。途中、上を通っている高速道路を見上げたところ、のろのろ運転ながら高速のほうはちゃんと車が流れていて、渋滞していたってけっきょく高速のほうが早いんじゃんと思い知らされたものなのだ。

できれば「渋滞」と言い張る以上、どのくらいの渋滞か、是非とも今後はより詳細な交通情報を出していってもらいたいものである。たとえば「イライラして頭の血管が切れそうになるド渋滞」とか「それでも高速代払う価値はある程度の中ぐらい渋滞」とか「渋滞と呼ぶのもお恥ずかしいくらいのプチ渋滞」とかきちんと状況を伝えてもらえれば、こちらとしても覚悟のほどができるわけだ。

以前は、この季節になると、都内ががら空きになって、それこそ車で出かけると「東京ってじつは狭いんだ」と思い知らされるほどどこに行っても空いていた時期があるのだが、最近は逆にお盆休みで東京に遊びに来る人も多いせいか、けっこうそれなりに道も電車も混んでいたりする。昔は、がらがらの都内を走りまわりながら、江戸っ子に生まれた幸運を噛みしめていたものだが、最近では、みんなが休んでいるときにも会社に行かねばならない不幸な自分しか実感できないのが、非常に残念なことである。

管理人は今月頭からすっかり夏休みモードなので、お盆休みといってもどこに行くでもなくあいかわらずダラダラ暮らしている。帰省ラッシュも関係なく、犬猫屋敷はきょうも通常営業である。

RIMG0868.JPG

えっ、姫さん京都にでも行ってらしたんですか?

いえいえ、あまりに暑いので、隣の竹林で散歩を済ませているだけでございまする。

東京のチベット犬猫屋敷では、渋滞などにハマラなくとも、いつでも田舎気分を味わえる。

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

サマーカット

台風一過のあまりの蒸し暑さに、カイをサマーカットにしてみた。

昨日記事であげたLサイズのファーミネーターとともにバリカンセットを購入したからだ。

RIMG0899.JPG
今回購入したバリカンセット。
こんなに備品がついていて3000円以下のお値段はもうやだ〜(悲しい顔)もの


おまけにケースに収納できて持ち運びも便利ときている。

RIMG0900.JPG


で、さっそくカイを捕まえて床屋さんごっこをやってみた。まずはLサイズファーミネーターでアンダーコートを適当に落とし、その後ソファーの上に追いつめて、汗だくになりながら思いっきり毛を刈りまくった。

当初の計画では、背中だけ毛を残したモヒカン刈りか、お腹と脚を剃ったプードルのショー用カット(こんな感じ)にしてみようかと思っていたのだが、あまり奇抜なスタイルは恥ずかしがり屋のカイにはあわないので、スタンダードにスポーツ刈りで仕上げてみた。

dsc_0108.jpg

上上ビフォー上上

下下アフター下下

RIMG0915.JPG


面倒なので、せっかくついてきたアタッチメントを使わなかったせいで、3カ所ほど10円ハゲができてしまったのだが、また寒くなれば毛が生え替わるし、素人が暴れる犬を押さえつけながらやったにしては、なかなかいい出来だと管理人は自負している。

ほんとうはトリミングに出せばいいのだが、大型犬のトリミング料金というのは洒落にならないほど高額だ。1万円かけて1回トリミングに出すくらいなら、その金で犬たちに美味しい肉を買ってやりたいと思うのは貧乏人としてはしかたない。

犬の毛を刈ることじたいは、それほど苦にはならないし、バリカンで一気にやれば所要時間も30分ほどしかかからない。ただ、問題は毛刈りのあとの掃除である。今回も簡易トリミング台となったソファー周辺がこんな凄い状態になってしまった。

RIMG0902.JPG


むろん、床は掃除機をかけ、シーツは洗えば済むことだが、この状態で洗濯機に放り込むと洗濯機が毛だらけになって家人の顰蹙を買うことになる。

そこで登場するのが犬猫屋敷御用達の犬用ゴムブラシなのである。

RIMG0907.JPG


もともと短毛の姫のブラッシング用に買ったものだが、毛布や布についた毛をとるのにこれが役に立つのだ。管理人御用達サイトで買うとせいぜいひとつ300円前後のものなので、ついでの時にいくつか買っておいて、掃除用にも利用している。むろん、ゴムでこすれて生地が思いっきり傷むので、大切なベッドカバーなどに使うことはお薦めしないが、ふだん使いの犬用シーツや敷物の掃除にはこれほど便利なグッズはない。


で、掃除したあとのようすがこちらね下
RIMG0906.JPG

けっこうきれいになると思いません?


管理人はお金がないので、高いグッズは買えないし、高価なトリミングに犬を出すこともできないのだが、できる範囲で頭を使ってできるだけ犬と快適に過ごす方法を考える。

頭を使うのはタダだしね。アイデアしだいで、お金なんてかけなくても犬と楽しく暮らす方法はいくらだってある。ついでにいえば単純な管理人は、いいアイデアが浮かぶと、自己満足に浸って、それだけで幸せな気分になってしまうし……

「幸せなのはけっこうですが、この10円ハゲ、何とかしてもらえないでしょうか?」

幸せに浸っている管理人には、愛犬の抗議の声は聞こえない。
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 19:25| Comment(3) | TrackBack(0) | カイザー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

暑中お見舞い申し上げます

拝啓

犬猫屋敷の犬たちは、

フセもできないと鼻で笑った皆さんへ



RIMG0852.JPG


ど〜よ!



                   敬具



ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 13:05| Comment(5) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

臨場感

東京にも台風がやってきた。台風一過を台風一家と信じ込んでいる人は、おそらくうちの妹だけではないのだが(日本で小学校に行っていないと驚くほどあたりまえのことを知らなかったりするものだ)、今回はまさに台風Familyと言ってもおかしくないほど、台風が群れをなしてやってきた。

台風の通り道になって被害に遭われた皆さんには、心からお見舞い申し上げます。とくに農業に従事している方たちにとっては、今年はほんとうに災難つづきだ。地球が壊れてしまうと農業や漁業といった第一次産業がまず大打撃を受ける。人間食べるものがなければ生きてはいけない。そう考えると、自分もエコな生活をして、少しでも環境悪化を防ぐように心がけなくてはいけないな、と思ってしまう。

で、台風がやってくると、必ずニュース番組では現場中継とやらをやっている。たいていは沖縄、九州あたりの海岸線に立ったカッパを着たアナウンサーが髪を振り乱しながら
「強い風雨で立っているのもやっとの状態です。今後、被害の拡大が懸念されます」

とか息を切らしながらやっているあれである。東京あたりに住んでいると、紀伊半島から静岡の御前崎周辺に中継現場が移ってくると
「今夜あたり来るぞ」

と迫り来る臨場感を肌で感じることになるのだが、それにしてもなぜわざわざ大雨大風のなか、それもよりによって危険な海辺に立って現場中継が必要なのか、冷静に考えると非常に妙な感じもする。ついでに言えば、その中継を見ながらスタジオのアナウンサーが
「○○さん、じゅうぶん気をつけて取材を続けてください」
とか言っちゃってるのも空々しい気がするのだ。危ないとわかっているんなら行かせるなよ、と思っているのはおそらく管理人だけではないはずだ。

それでも暴風雨のなか、髪を振り乱す現場中継はやはり台風情報のメインイベントだ。一般的に元気そうな若手のアナウンサーや記者がその任を担っているところから見ると、もしかすると、あれは業界では若手の登竜門なのかもしれないな、という気さえする。中には、あれをやりたいがために、わざわざ台風の通り道である地方局に就職する若者もいるのかもしれない。たいていの台風の進路にあたる沖縄の局では、入社試験の科目に「台風現場中継」なんてぇのがあるのかもしれないなんて馬鹿なことを考えてみたりする。年に何度もこういう中継をする局には、当日に着る小道具のカッパや水に濡れても壊れないマイクなんていう「現場中継用グッズ」がちゃんと用意されていて、めったに進路に入らない局にたまに貸し出しなんかするのだろうか?とか思うだけでひとりほくそ笑んでしまう管理人はやはりちょっと変かもしれない。

けっきょく台風の現場中継も「〜ねばならぬ」というものの一環なのだ。
「東京は焼けつくような猛暑です」
といううしろに流れる映像が、いつも東京駅の丸の内口の陽炎が立ったアスファルトの地面であるように(渋谷のスクランブル交差点でもいいはずなのに?)、正月やお盆の帰省渋滞のときにわざわざ混んでいる料金所付近を空から撮った映像が流れるように(長い高速道路のなかにはちゃんと流れている場所もあるだろうに?)、だからきっと日本中の野球場がすべてドーム化したとしても、甲子園球場だけは建て替えてもオープンエアーの球場であり続けなければならないのだ。だって、夏の甲子園で汗をダラダラたらしながら首にタオルを巻いた応援団がいないのではお話にならない。クーラーが入った快適な環境のなかでは高校球児の球宴も臨場感がなさすぎる。

人間というのは、けっきょく「こうあるべき」と信じていることが目の前に再現されることで安心感を得る動物なのだ。台風中継ではアナウンサーが髪を振り乱し、渋滞の中継では長い車列を見ることで、やっぱりなと思うことによって安心感を得ている。

昨晩のように嵐の中、雷などが鳴ったりすると恐がりの姫はとたんに落ち着かなくなって部屋のなかを右往左往することになる。世間には嵐の中、外の犬小屋に丸くなって恐怖に震えている犬や、車の下やもの陰で嵐が過ぎるのを待っている野良猫がたくさんいるのだと思うと管理人は心配になる。べつに犬猫はぜったいに室内で飼わなくてはならない、とは思わないが、飼い犬、飼い猫に関しては、せめて嵐のときだけは、玄関でもいいから家のなかに入れてやって欲しいな、と節に思うのだ。

台風の現場中継も、いつもいつも荒れ狂う海をバッグにやるばかりではなく、たまには誰かの家に庭でやってみるのも一興じゃないだろうか。

「こちらは、台風が近づきつつある紀伊半島の先端に近い○○さんのお宅の庭のようすです。ごらんのように番犬のポチは犬小屋の隅に丸まってじっと嵐が過ぎるのを待っています。雷や嵐の夜は、恐怖でパニックに陥った犬が鎖を切って逃げだすなどの事故も多発します。また強風で犬小屋が飛んでしまうなどということもありますので、通り道にあたっている地域の皆さんは、今後の台風情報にはくれぐれもご注意ください」


RIMG0831.JPG
外の嵐をよそに、室内でぬくぬくハの字になっているおふたりさん

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 13:21| Comment(7) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

Lサイズ

あまりに暑くてたまらんので、景気づけにまたアメリカのサイトからいろいろグッズを買い込んだ。

今回届いたのは、日本では売っていないLサイズのファーミネーターである。

RIMG0898.JPG
普通サイズと比べるとこんなにデカイのだ!


日本で買うと5000円前後するファーミネーターが2000円ちょっとで手に入った、と小躍りしていたのはほんの数週間前のできごとだが、うちのデカ犬に使ってみたら、小さすぎて一時にほんの少しずつしかとれないのが判った。何しろ広大な表面積があるイベリコ豚である。とれた毛を刃から外しながら作業をしなくてはならないために、背中だけブラッシングするだけでも膨大な時間がかかるのである。

忙しいのに、こんな地道な作業、やっとられんちっ(怒った顔)

管理人は、この世で一番地道なことが嫌いである。ゆえに、アメリカのサイトをうろうろしていてふと見つけたLサイズの大型犬用ファーミネーターなるものに飛びついてしまったのである。

ちなみに、こちらはサイズが大きいだけあって、あちらのサイトでも5000円前後、とかなりお値段がはるものだ。おそらく日本では3万くらいしてしまうので、輸入して売っている人もいないのだろう。

5000円もする犬のブラシはたしかに高い、だがこれを使って短縮できる作業時間を考えるとじゅうぶん価値があると管理人は思ったのだ。

すでにあるのに、2つ目のファーミネーターを買った理由はもうひとつある。最初に買った小型ファーミネーターは、届いた翌日に妹の部屋に持ち去られ、カイをブラッシングしたいとき、いちいち妹にお願いして返してもらわなければならなくなったからだ。

生まれたときから、末っ子として生きてきた妹は、経済的に自立しているいまとなっても「親のものはわたしのもの、姉ちゃんのものもわたしのもの」だと信じて疑わない。ゆえに、家族の誰かが何か良いものを購入すると、さっさと部屋に持ち帰りガメてしまうという悪癖が直らない。管理人が大枚はたいて買ったのに妹の部屋の備品と化している品は数知れず。今回のファーミネーターも「猫用にとてもいい」と持って帰ったまま、すっかり自分のものだと思いこんでいるのだ。

いちいち返せというのも面倒だし、どうせ大きいのが欲しかったからとけっきょくもうひとつ買ってしまったのだが(←これをやるから妹の悪癖が直らない)ともかく、他にサプリメントなどと一緒に買えば送料のもとはとれるし、大犬飼いで今後ファーミネーターの購入を検討中の人にはLサイズのファーミネーターはぜったいお薦めである。

Lサイズといえば、今回スペア用のハーネスも一緒に購入した。ちなみにこちらは1000円ちょっとのお値段である。もともとハーネスはツチノコ兄弟用に買ったもので、最初は2本あったのだが、クリップの留め金部分をまちがって踏んでしまったせいでひとつはお釈迦になってしまった。ふだんは首輪を使っているのでとくに必要はないのだが、なんとなくスペアがあった方が安心、とついでに今回購入した。

インチ表示で書いてあったので、ちゃんと計算もせずに大は小を兼ねるとLサイズを購入してみたのだが、こちらは姫にはちょっとばかり大きすぎたようである。

RIMG0901.JPG


たすきを一杯に詰めれば、まあ使えないことはないのだが、やはりうちの子のサイズだとMサイズでもじゅうぶんだったらしい。

ふだん日本だとつねに4Lサイズ以上を探しまわっている身としては、ついつい大きい方が良いだろうと大きめサイズを買ってしまうのだが、アメリカの基準ではうちの子たちなんて中型犬なのだ、とぶかぶかのハーネスをつけた姫を見て、改めて思い知らされた管理人である。
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする