2006年08月06日

掃除機

RIMG0753.JPG


せっせとクレートトレーニングをした甲斐あって、珍しく1ヶ月やそこらで2頭ともちゃんと「ハウス」のコマンドをマスターした我が家のバリケンだが、けっきょくどちらもそこに入って寝ない、というのが現在の管理人の悩みである。ほんとうにごくごくたまに、どちらかが中に潜り込んで、まったりしていることもあるのだが、夜寝るときはあいかわらず管理人のベッドで2頭とひとりが川の字になって寝ている。

やっぱりパピーのころからそこで寝る習慣をつけておかないとダメなのだろうか?と思いつつも、バラしたところで場所塞ぎなのは同じなので、けっきょく部屋の真ん中の場所を占領し、上にいろいろなものが積み上がって一種のピラミッド状態になりつつあるのが恐ろしいところである。

で、現在バリケンは何に利用されているかというと、これがカイちゃん専用のダイニングルームなのだ。

犬は餌の食べ方で2種類に分けることができる。ディーやカイのように餌をよく噛み噛みして食べる個体と、姫や管理人の隠し子である黒ラブのサクラのように掃除機のように吸い込むタイプだ。

とうぜんのことながら掃除機タイプは、とにかく食べるのが早い。餌皿に顔を突っ込むと息もつかずに一気に吸い上げるので、通常、姫は「いただきます」から30秒あまりで「ごちそうさま」に到達する。

ツチノコ兄弟は、姫より一回り口が大きいので、ほんらいならば先に食べ終わってもおかしくないのだが、むしゃむしゃ噛みながら味わって食べるタイプなので、食餌に短くても3分はかかる。ゆえに毎回先に食べ終わった姫が、ツチノコ兄弟の周りをうろうろし、残っている餌皿を凝視するという状態が続いていた。

姫をケージから出して一緒に食餌をさせるようになってしばらくは、ツチノコ兄弟が一瞬餌から顔を上げたとたん、姫が皿の中に顔を突っ込み大喧嘩になったりもしていたのだが、「そういうことはマナー違反だ」と時間をかけて教えた甲斐あって、いまは、管理人が「どうぞ」というまでは残り物にも口を出さなくなっている。だが、欲しいという気持ちを眼力に込めて、他犬が食餌をしているさまをじっと見つめる癖は直らない。

「ねえ、あんた、それ残すの? 残すんならアタシにちょうだい! ねえ、ねえ、残すわよね!」

そういう顔で見つめられると、気の弱いカイは一気に食欲がなくなるらしい。とくにディーがいなくなったいまとなっては、姫の「ちょうだいちょうだい光線」はカイに一気に注がれる。

そこで、先に食べ終わった姫にじろじろ見られないようバリケンをカイの食堂と決めたのだが、これがすこぶる調子がよい。姫に周りをうろうろされることもなく、残せ、残せと脅迫されることもなくなったので、カイはちゃんと自分の取り分を好きなだけ時間をかけて食べられるようになった。

ちなみに姫のほうも最近は心得たもので、カイがゆっくり食餌をしているあいだはバリケンのそばでおとなしくオスワリで待っている。で、食べ終わってカイがバリケンから出てきて、管理人が中から皿を回収したとたん、バリケンに飛び込んで飛び散った食べかすをきれいに嘗めとることにしているのだ。その後、管理人に「どうぞ」と言われたら、カイの皿もきれいに嘗めて、それで姫の食餌は終了する。

おかげで管理人は掃除をする手間が省けて大助かりである。

どんなに吸っても吸引力が落ちない、ダイソンなみの姫のような犬は、管理人のようなものぐさ飼い主にとって、一家に一台の必需品である。

【うちのコたちの話の最新記事】
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 13:07| Comment(2) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ワンスケも若かりし頃はこぼれたものを一粒残らず食べてくれたっけ・・・・。
食べている最中に何粒こぼれたかを記憶していて、ちゃんとその数ぶん拾って食べてました。
最近はよく見えないのかおおざっぱになってしまったので、食後の掃除はハンナの役目です。
Posted by ワハ母 at 2006年08月07日 10:16
レス返すの忘れてた! ごめん、ワハ母さまm(_ _)m

ビーグル、ラブを飼っている人は、家に吸引力抜群の掃除機を備えているようなもの。もしうちに姫のようなビーグル系ばかりがいたら……きっと管理人の部屋ももう少しきれいに保てるにちがいない。
Posted by 管理人 at 2006年08月13日 13:06
この記事へのトラックバックURL
http://a-thera.com/tb/403186
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック