2006年09月21日

引っ越し

拝啓

秋も深まってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

とつぜんですが、このたび、犬猫屋敷は引っ越しすることとあいなりました。

新居はテンプレートも多く、鍵コメも使えるし、また楽しく遊べる無料のプラグインも一杯あって、とても暮らしやすい静かな良いところです。

お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りくださいませ。


                                  敬具


                                  犬猫屋敷の管理人

                                  2006年9月 吉日

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新しいうちにも、遊びに来てね!

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2006年09月20日

素数

目の前にマーブルチョコが7つ。

黄色が2つに青が2つ、茶色が2つに赤が1つ。赤を食べちゃえば、6つになるな。ぜんぶ2つずつのペアーになるし、仲間はずれはいなくなって、なんとなく安心。

でも赤があるときれい。ぱっと目を引く。赤が2つだときっと多い。1つだからアクセントになる。

1とその数以外の自然数では割り切れない1より大きな自然数のことを素数という。2は別として(2も素数なのね)、なんとなくどれも出っぱりがあるような気がする数字だ。

管理人は、なんとなく素数が好きだ。

きっちり割り切れない、どことなくいびつな形がおもしろいと思う。

世の中には、マニアックに素数を追求している人のサイトもある。素数を使ったオンラインゲームなんてのもある。

深いね、素数……

参ったわ……

何色のマーブルチョコを口にいれるか。そんなことで悶々と悩む、秋の昼下がり。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 14:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

まだまだ……

数日前のことになるが、夜の散歩のときにひどい雨にあってしまった。いちおうレインコートがわりにTシャツを着せて行ったのだが、トイレのみで戻ってきたにもかかわらず、家に戻ってみると2頭とも泥が太ももまでこびりつき、拭いただけではとても室内に入れられる状況ではなかった。

仕方がないので、風呂場に連れて行って、脚を洗ってやることにした。

カイザーはパピーのころからお風呂場トレーニングを積んでいるので、「お風呂場」と一声かければ、自ら洗い場に入っていく。そこでご褒美を一かけ口に入れてもらったあと、管理人が廊下のぞうきんがけを終えて、もう一かけのおやつを持って風呂場に入ってくるまで、その場でちゃんとおとなしく待っていられる。

問題は風呂が嫌いで、「風呂場」のコマンドが何たるかも知らない姫さまである。ディーがまだ元気だったころは、3頭いっしょに入れるとあまりにも狭いので、姫はたいてい拭いて乾かすだけで済ませてしまっていたのである。

20kgそこそこの姫の体重ならば、むろん抱き上げて連れて行くことも可能なのだが、この際だから姫にも「お風呂場」コマンドをマスターさせようと、今回餌を使って風呂場まで誘導してみることにした。

目の前で大好きなチーズをふると、姫は嬉しそうについてきた。こりゃ意外に簡単にできるかと思いきや、3歩歩いたとおもったら、いきなりその場に座り込んだ。

「ほら、オスワリしたわよ。早くそのチーズよこしなさいよ」

姫ちゃんの辞書には、いまだにコマンドという言葉は存在しない。いちおうオスワリもマテもフセもできるようになったのだが、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで、あいかわらず何か言われたら持ち芸をすべてご披露して、当たったらラッキーというレベルから脱しきれていないのだ。

ゆえに、目の前で美味しそうなものが振られたときは、とりあえず知っている芸をご披露してみる。

姫の一番の得意芸はあいかわらずオスワリだ。ゆえに、管理人の持つチーズをいただくために、姫は得意芸を披露したわけだ。

「姫ちゃん、そうじゃないの。お風呂場に行ったらこれ、上げるからね」

その場に座り込んだ姫を無視してそのままチーズを振りつつ「お風呂場、お風呂場」とコマンドを繰りかえしながら、後ずさりで脱衣所に入っていく管理人。

「あら……おかしいわね。そうか、ここじゃなかったのね。じゃあ、ここならどうよ!? ほらオスワリしたわよぉ〜」

だから、そうじゃないんだってば。今回は風呂場に入るのが目的なの。どこで座ってももらえないんだって……

けっきょく10歩かそこらの距離しかない玄関と風呂場の間で、姫はなんと4回はオスワリをしてみせた。だるまさんが転んだ、やってるわけじゃないんだから……

そしてようやく脱衣所についた。あと数歩で洗い場である。なかでは、カイさんがおやつが振る舞われるのを今か今かと待っている。

前述のとおり、姫は風呂が大嫌いだ。身体が濡れるのを極端に嫌がるので、風呂場に入るとろくなことはないと思いこんでいるのである。あとちょっとで風呂場に着いてしまうということに気がついた姫は、彼女なりに頭を使って考えた。

これだけオスワリをしてもチーズがもらえないってことは、アレね! Tシャツが濡れてて気持ち悪いし、ほんとうはやりたくなかったんだけど、いいわよ、やってあげるわよ。これさえやれば、完璧よ。だって、今の流行はアレだもの!

さあ、早くチーズよこしなさい。アレをやるから……はい、





ふぅ〜せ







…………そうじゃないんですけど……

さっきからオスワリやらフセやら、濡れた身体でいろいろやるもんだから、廊下が大変な状態になってるんですけど(滝涙)

おそらく、きちんとコマンドを入れたいと思えば、ここで褒めてやってはいけないのだ。いくら姫がフセをしても、伏せろといっていないのだから、無視しなくてはいけないのだ。


でもね……



脱衣所で、最後の勝負とばかりにびしょ濡れのTシャツ姿でフセをして、どうよ! って顔してる姫があまりにおかしくて、管理人はその場でさんざん笑い転げたあと、思わずGood Girlと褒めてしまったのさ。口にチーズも放り込んでやっちまった。

あぁ〜あ、これで今後姫は「お風呂場」と言われるたびに、脱衣所でフセをご披露することになるんだわ。

なんとなく巧くできてる風だけど、根本的に何かがちがう、また今回もこのパターンにはまってしまったダメ飼い主の管理人である。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 00:03| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

2周年

きょうは、姫が我が家に来て2周年の記念日である。

2年前のきょう、姫は保護団体のボランティアさんに連れられて犬猫屋敷にやってきた。その当時から読んでくださっている皆さんにしてみれば、もう2年も経ったのか、という気分だろうし、逆に最近読み始めたという方にしてみれば、2年も一緒に暮らしていて、まだあれかい、と思われることだろう。

最近、管理人が姫の問題行動に関しても、割と隠さずにあれこれ書いているのは、ようやく2年経って、ほんとうの意味で、姫が問題の少ない(まだゼロではない)飼いやすい家庭犬になってきたからなのかもしれない。

人間、ほんとうに問題を抱えているときは、「こんな問題があります」などとはおいそれと口に出せないものである。姫が来た当初、先住犬とも折り合いが悪く、また吠え声、悪戯、トイレの失敗と問題行動が山積みだったときには、とてもそんなことは言えなかった。言ってしまったらそれだけで管理人自身がめげてしまいそうだったのだ。だから、大丈夫、これくらいすぐに直せると自分を鼓舞して強がってみせるしかなかったのだ。

理論的には、成犬の躾なおしは可能だと知っていた。管理人が調べたかぎり、欧米のサイトにはそういう事例は山ほどあった。だが、管理人自身、成犬を引き取ったのは初めてで、ましてや姫のような問題山積みのコをほんとうに飼っていけるのか、ぜったいに大丈夫だという確信はなかった。

ただひたすら、失敗を繰りかえし、試行錯誤を続けた2年間だった。

いま思い返すと、とにかく忙しく、大変だったが退屈することのないおもしろい2年間だった。ようやく姫が落ちついてきて、問題行動もほとんど気にならないくらいになったから、初めてこう言えるのかもしれない。

姫に初めて会ったのは、2年前の夏の終わりだった。前々からいつでも里親募集中で見かけて気になってはいたのだが、勇気を出してお問い合わせのメールを出すまで、じつに3ヶ月ほどの時間がかかった。当時はレスキューが何たるかもまったく知らない、ただの犬好きオバサンだったので、けっこう条件がうるさそうだし「あなたなんかには、あげられません」と断りのメールが来るのではないかとドキドキしたのを覚えている。

幸い、アンケートの審査にも通り、預かりさんのお宅のそばで姫とお見合いの段取りができた。初めて会った生姫(当時はペコと呼ばれていた)の第一印象は、写真で見るより小さいし、体つきもバセットxビーグルMixというよりは猟犬タイプだし、どちらかというと神経質そうに見えて、ちょっと好みの犬とはちがうな、というのが管理人の正直な第一印象だった。

姫のことで一番気になったのは、目だった。何がどうとは巧く言えないが、とても不思議な目をしていた。パピーのころから蝶よ花よと大切に育てられたツチノコ兄弟の底抜けに明るい笑顔を見慣れていた管理人にとっては、すべてを諦めたような姫の表情が気になってしかたがなかった。

公園を歩きまわりながら、姫についていろいろと話を聞いた。引っぱりがきついという話だったが、ツチノコ兄弟を独りで操る管理人には問題ではなかったし、コマンドがまったく入っていないというのもとくに気にはならなかった。身体を触られるのを嫌がらないか。攻撃的になるところはないか。臆病なところはないか。2時間弱のお見合いだったが、いちおう自分のなかでのチェック項目はすべて確認し、9月18日に我が家につれてきてもらってお試しスタートということで話が決まった。

その後の騒ぎは、当時の日記を読んでもらえれば判るのだが、じつは何があっても、どんなに大変でも管理人が決して姫のことを諦めなかったのには理由がある。

当時の姫は決して外で座らない犬だった。オスワリのコマンドが入っていないだけではなく、座るということじたい、家の外では決してしない犬だったのだ。たとえば里親会やフリマの会場でも延々3時間以上立ちっぱなしはふつうだった。それが、会って1時間も経たないうちに、姫は管理人の脚のあいだにからだを預けて、当たり前のように座り込んだのだ。「めったに座らないペコが珍しい」と預かりさんが声をあげて驚いたほど、それはめったにないできごとだった。

そして、そのとき管理人の気持ちが決まった。
このコはうちに来るべき犬なのだ。うちで一生飼っていこう。

管理人は犬が欲しかったわけではない。ビーグルMixが欲しかったのでも、保護犬を引き取りたかったのでもなかった。管理人は姫に一目惚れしたのだ。姫を我が家に迎えたかった。姫の飼い主になりたかった。

だから、何があってもがんばれたし、決して諦めることはなかったのだ。

姫との暮らしは、これからもいろいろ騒ぎの連続だろう。今後も新たな問題が起こって、また頭を抱えるじたいになるやもしれない。それでも、管理人に身体を預けて、安心しきった表情で日だまりに目を細めていたあの時の姫の表情を、管理人はずっと忘れずにいたいと思う。

いつのまにか姫の表情は、変わってきた。ご陽気脳天気なツチノコ兄弟と同じように、天真爛漫にニカッと笑うようになったのだ。

姫の天真爛漫な笑顔こそ、この2年間の苦労に対する最高のご褒美だ。

犬との出会いは飼い主を成長させる。そういう出会いがあって幸せだった、あのときお問い合わせメール出しておいてほんとうに良かった。2周年の記念日を無事迎えて、つくづく思う管理人である。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 12:41| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

天使と悪魔

またもや、姫さんの発作で朝っぱらから起こされた。

とつぜん気温が下がってきたので、そろそろ来るなと思っていたら、案の定だ。姫と暮らしはじめて、早2年。いまでは姫の発作すらだいたい予測がつくようになった。頻度が多いのは春と秋。気温が激しく上下するときが一番危ない。なるべく体感温度を一定に保つべく、服を着せたり、室温を調整してはいるのだが、完全に発作をゼロにするまでには至っていない。まあこれは姫の持病だし、うちに来る前から判っていたことなので、こういうものだと諦めてうまくつきあっていくしかないのだが、何も知らずに姫を家に迎え入れていたとしたら、こんなことでも飼い主側のストレスになるのかもしれない。

発作が治まったあと、姫はいつものようにおもらしをした。きょうは軽い発作だったので、自力でトイレの前まで行ったのに、そこでは何も出ず、その後わざわざ犬用ベッドの上まで移動して、そこでジャーッとたれやがった。失禁というよりは単なるお漏らしだ。

管理人がぶつくさ言いながら犬用ベッドのカバーをはがし、それを洗濯機に放り込んで戻ってくると、こんどは部屋の入り口のいつもの失敗スポットにも水たまりができていた。

管理人が部屋を出たときには何もなかったので、管理人が部屋を離れたほんの数分のあいだにしたものだ。おまけに犬用ベッドの上で大量にしたくせに、お印程度ではなく、こちらもけっこうな量の水たまりだった。

ヒートのあいだ、姫のトイレの失敗の確率は格段に上がってしまう。ヒートのせいで頻尿になるのでトイレが汚れているのに気づかないでいると、トイレの脇のスポットでしてしまうからだ。そこが失敗スポットであることはすでに判っているので、掃除がしやすいようにクッションフロアを敷いてある。管理人なりの自衛策なのだ。

犬にとってトイレの失敗というのは、たいした問題ではないのだが、飼い主にとっては犬の問題行動の筆頭だ。じっさい、年がら年中お粗相の後始末をしていると、こんな犬いなくなってしまえと思う瞬間だってないわけではない。とくに仕事から疲れ果てて帰ってきて、まず最初にやることが床掃除なんて毎日が続くと、いっそ捨ててしまおうかと思ったって仕方がないと管理人も思うのだ。

問題犬の飼い主の心には天使と悪魔が同居している。

天使が勝つか、悪魔が勝つかはちょっとしたきっかけで変わってくる。たとえば、犬のお粗相に悩んで、問題行動のお悩み相談サイトを見に行って

「成犬のトイレの失敗は治りません。マーキング癖は直せません」

などと読んだりしたら、もうダメだ、放棄するしかないと思ってしまう人だっているだろう。

たしかにトイレの躾が曖昧な成犬を完全に直す手段というのは管理人も知らない。家に来た最初に、失敗させないノウハウというのはあるのだが、そのステージを過ぎてしまったあと、すでに失敗してしまったあとのフォローの方法で、必ず効くという特効薬のようなものは聞いたことがないのだ。

だが、きちんとできたら褒めてやる。トイレで排泄することは良いことなのだと地道に教えていくことで、トイレの失敗は少しずつ減っていく。

うちに来た当初、姫は敷物を敷くと必ずそこでマーキングという悪癖があったのだが、いまは敷物を見てもそこで失敗することは完全になくなった。ヒートのときはこまめにトイレをさせる。寒くなったら服を着せたり暖房を入れたりして、頻尿にならないように注意する。失敗が多い場所にはあらかじめクッションフロアを敷いて、万が一失敗しても掃除が楽なように工夫する。トイレの失敗を完全になくすための特効薬ではないにしろ、ふつうの飼い主がふつうにできるちょっとしたアイデアはたくさんある。そうやって工夫しながら地道なトレーニングを続けていくことで、いつかは失敗の確率が限りなくゼロに近づいていく。

犬を飼うということは、そんなこと小さなことの積み重ねなのだ。

ダメ犬が一瞬にして名犬に変身するような魔法みたいなコマンドなどこの世には存在しないし、黙って座ればぴたりと当たるみたいなカリスマトレーナーなんてものは、テレビの世界の虚像でしかない。最初から何ひとつ問題がなく、教科書通りのすばらしい犬飼い生活を送っている飼い主さんと犬というのも決していないわけではないのだが、そんなものはじっさいほんの一握りの幸運な人間でしかない。たいていの人は多かれ少なかれ犬の問題行動に頭を抱えて、どうしたらいいかと試行錯誤を続けている。

多くの飼い主の耳元では、つねに天使と悪魔が交互に囁きを繰りかえす。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 12:24| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

番犬

日本では古くから、犬を番犬として飼ってきた。

家(テリトリー)に見知らぬもの(敵)が近づいてきたら警戒して吠えて追い払う。それがほんの四半世紀前までは、この国での犬の仕事のメインであり、日本人が犬を飼う理由だったのだ。

ゆえに、日本犬というのはほんらい、飼い主以外にはなつかない、無愛想な犬が好ましいとされてきた。飼い主に忠誠を誓う、英語で言うところの「one man's dog」というのが古式ゆかしいすばらしい日本犬の条件だったのである。

ときは変わって、いま犬はコンパニオンドッグという新しい地位を与えられるようになった。人や他の犬に対して友好的で吠えない、牙をむかない穏やかな犬が好まれるようになった。

「すみません、うちの犬、人見知りがひどくて。知らない人にはなつかないんです」

愛想のない、現在の犬の基準では可愛くないと言われかねない犬を連れた飼い主さんが申し訳なさそうに言うのを聞くたび、管理人は、そんなに気に病むことはないですよ、と心から同情する。その犬が明らかに、柴などの日本犬の血を引いているときはとくにそう思う。

イタリア人に囲まれたとき、一番はじけてる日本人なんていませんよ。とびきり明るい、社交的な日本人だって、アメリカ人のあいだに入れば、おとなしい、無口だと言われちゃうんですよ。

他人になかなか馴染まない、飼い主のみに忠誠を誓うというのは、日本犬が長年培ってきた遺伝的な美徳なのだ。だから、洋犬や洋犬雑種が持つような底抜けのフレンドリーさを日本犬の血が濃い犬に求めてもしかたがない。それは欠点ではなく、犬種の特徴なのだから。

ご存じのとおり、犬猫屋敷のお犬さまたちは、バリバリの外犬(がいけん)である。ハグ&キスが挨拶だと信じているので、初めての人や犬に対しても、驚くほど馴れ馴れしい。
「ハァ〜イ、オレ、犬猫屋敷DJ。きみ、なんて名前? ふ〜ん山田ポチか。ねえ、ポチって呼んでいい? オレのことはディーって呼んで。友だちはみんなディーって呼ぶんだ。で、どこに住んでんの? 飼い主さんはどんな人? ねえ、ねえ、きみおやつは何が好き?」

日本の犬たるもの、まず最初は2mの距離をとって、お辞儀をするのが礼儀である。最初は「山田さん」と敬称つきで呼びかけ、敬語で「良いお天気ですね」などと無難な話から始めるのが日本の犬としての礼儀というものだ。

ところが、奴らときたら、いきなりハグ&キスでおまけにため口で話し出す。ゆえに、多くのお友だちから嫌われて、めったに仲良くなれることはない。本犬たちは「友だち」と信じている、顔見知りの犬が近所にたくさんいるだけだ。

大きな犬をたくさん飼っていると、番犬になっていいわね、と言われることも多いが、うちの奴らは番犬には決してなれない。まず第一にテリトリー意識の欠片もないので、他の犬や人間が庭に入ってこようがお構いなしなのだ。

むろん、門を開ける音がしたら、彼らは一斉に吠え始める。だが、それは警戒の吠え声ではなく

「アタシたち、ここにいるわよぉ〜 早く入ってきて、撫でて撫でて!」

という呼び声なのだ。

その証拠に、玄関を開けて人が入ってきたとたんに、吠えるのを止めて一斉にお客さまに殺到する。

脳天気で性善説を信じている犬猫屋敷の犬たちは、うちに来る人はすべて自分たちをグリグリするために来ていると信じて疑わないのである。

むろん、どんなにおとなしくてフレンドリーだとは言ってもあのサイズである。犬が嫌いな人にとってはじゅうぶん脅威だとは思うのだが、うちの奴らが人を襲うとしたら、顔を嘗めまくって相手を窒息死させるのが唯一の攻撃方法だ。

近ごろの犬は番犬にはならない。とくにうちのような洋犬雑種の場合はテリトリーを守らなくてはならないなどという意識すらない。万が一賊が室内に侵入したとしたら、おそらく最前線で戦うのはチビ姐さんを筆頭とした猫軍団のほうだろう。

ついでに言うなら、うちの犬たちは「one man's dog」どころか「everyone's dog」の典型なので、自分のご主人さまがだれかもまったく判ってない。散歩の途中で大好きな○○ちゃんのお母さんに会ったりしようものなら、管理人がいくら「Come!」と叫ぼうが、名前を呼ぼうが恍惚の表情で撫でてもらうという至福の時間を中断する気もしないらしい。飼い主さまのコマンドなど、まるっきり無視する可愛くなさだ。そんな冷たい愛犬たちの姿を見るたび、深いため息をつく管理人なのだ。

ご主人さまのためなら、火の中水の中という表情を浮かべてきりりとしている日本犬を見るたび、管理人は羨ましくなる。誰にでも愛想がいいのはけっこうだが、莫大な餌代やら医者代を稼ぐために日々汗水たらして働いている管理人のことをもう少し大事にしてもバチは当たらないだろうに……

けっきょく、誰だって隣の芝生は青いのだ。ないものねだりで、世界一愛想のいい犬たちを尻目にため息をつく管理人なのである。

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ねえ、ねえ、ねえ、いま「可愛い!」って言った?
オレ? オレ? オレのこと??

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 16:37| Comment(2) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

迷子札

遅まきながら、うちのコたちに迷子札をあつらえてやった。

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犬が行方不明になったとき無事に家に帰れるように、迷子札をつけましょうとサイトで呼びかけておきながら、じつは自分の家の犬たちには迷子札もつけていない、思いっきり口先だけのいい加減な奴、それが犬猫屋敷の管理人である。

以前、ナイロン製の首輪を使っていたときは、首輪に名前と住所が大きく刺繍してあったので、とくに迷子札の必要性も感じなかった。むろん、首輪が外れたらそれまでなので、首輪とはべつに迷子札をつけたほうがいいなとは常々考えていたのだが、けっきょくまあいいか、とそのまま放置していたのである。

むろん、かつてネックレスタイプの迷子札をつけようと、サイトを徘徊したことはある。だが、通常日本で売られている犬用のアクセサリーというのは、か細い首の可愛い小型犬用のものがメインだ。ゆえに、うちのようなデカ犬たちに使えるものとなると、極端に値段が高いか、笑っちゃうくらいゴツイものがほとんどなのだ。

それでも一度、ツチノコ兄弟用に作ってやったことはあるのだ(姫は室内でも常時首輪をしているので)。友人の知りあいに頼んで、わざわざ巨大サイズのネックレスを作ってもらったのだが、けっきょく1週間も経たないうちに鎖が切れてしまった。やっぱり犬用でないとダメなのね。と管理人は肩を落として、そのネックレスと迷子札セットは、そのまま管理人の部屋のブラックホールの中に吸い込まれていった。

探せばどこかにあるとは思うのだが、このカオスのなかからマイクロチップほどの大きさの迷子札を探しだすのは至難の業だ。犬猫屋敷にはたいていの物があるにもかかわらず、どんどん物が増えていく理由はいつもこれなのだ。

というわけで、今回、BBQの企画がたった時点で、けっきょくまた新しく作り直すことにした。うちの近所ならたとえリードから放れてしまってもうちのコたちは自力で我が家にたどりつく。だが、見知らぬ土地で万が一のことがあったら悔やんでも悔やみきれないからだ。

いろいろサイトをめぐって見た結果、けっきょくアクリル製の迷子札に決めた。これなら軽いし、見た目も可愛いし、何よりメール便を使えば送料無料というのが気に入った。1円でも安い物を探してまわる。これは、貧乏犬飼いのサバイバル本能である。

問題は鎖のほうである。また犬用のアクセサリーコーナーを見てまわったら同じ結果になるのは目に見えている。高いか、ゴツイか、いずれにせよ管理人の好みのものが見つからないのは明らかでだ。ゆえに、今回管理人が向かったのはホームセンターだった。

ホームセンターには、さまざまなお宝が眠っている。たとえば大工さんなどが使うベルトにつける道具入れのポーチは犬用のベイトポーチに代用できる。鎖類も測り売りで売られているので、2頭分に必要な長さだけを買えばいい。

今回、管理人がとくに目をつけていたのはボールチェーンだ。あの風呂の栓などをつなぐのに使う小さな玉がつながった奴である。ボールチェーンは何たって水に強い。何しろ年がら年中風呂につかっていても、錆ひとつできないのだ。そのうえ、かなりの水圧があるなか引っぱっても切れないということは、そうとう耐久性があると見た。ついでにいえば、ハサミひとつで簡単に長さを調節できるし、小さな金具だけ買えば素人にだってつけられるところも買いである。水に強くて丈夫で加工も簡単とくれば、貧乏飼い主がこれに飛びつかないわけはない。

おまけに、値段も涙が出るほど安かった。

1mで263円(税込み)。金具をつけても2頭分で500円でおつりがくる。

なぁ〜んて良いお買い物したのかしら♪

さっそく2頭の首周りに合わせてカットしてつけさせてみた。前回の鎖は余裕をもって長めに作ってもらったせいか、遊びが多すぎて、そのせいでけっきょく簡単に切れてしまったのだが、今回はその場で調整しながらカットしたので、サイズもぴったりにできた。サイズがぴったりだと、姫のように常時下を向きながら歩いている犬でもネックレスが外れることはない。

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うぅ〜ん、ものすごぉ〜く得した気分♪

安くて強いボールチェーン、デカ犬飼いにはお薦めでっせ!
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 14:07| Comment(8) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

雷雨

明け方の雷雨はひどかった。

雷嫌いの姫さんが、何やらうろうろし始めたな、と思ったとたん屋根が壊れるのではないかと思うほどの、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。続いて、轟く雷鳴。

この時点で、もう姫さんはパニック状態である。
「大丈夫だよ、姫ちゃん。部屋の中にいれば大丈夫だから。管理人がそばにいるから大丈夫」

そういくら繰りかえしても、姫の震えは止まらない。姫の犬生のどの時点でかは判らないが、雷は恐ろしくて危険なものという刷り込みがなされてしまっているのだ。刷り込まれた恐怖心をぬぐい去るのは容易ではない。

それでも、管理人が家にいるときはまだいいのだ。管理人の足下にうずくまって雷雨が通り過ぎるのを待っていられる。

問題は、管理人が出かけているときだ。たとえば出稼ぎ中に雷を伴ったにわか雨が降ったりすると、姫はパニック状態に陥って、ドアを突き破って悲鳴を上げながら部屋と廊下をかけずり回る。いまはジィジ・バァバも姫が大の雷嫌いだと判っているが、最初にそのようすを見たときは、なにが起こったかと仰天したらしい。

雷が鳴ったら、窓をすべて締め切り、なるべく外の音が聞こえないよう対処する。できれば人間がそばにいて、怖くないと言いきかせてやる。うちでやっているのはその程度のことなのだが、それでも以前に比べると、多少よくはなってきた。

ツチノコ兄弟はパピーのころからお坊ちゃん育ちなせいか、はたまた元々大らかなドスコイ性格なせいかは知らないが、怖いものが極端に少ない。むろん、彼らにも苦手なものというのはあるのだが、DJの腕を振り回して歩くオバサン軍団とか、カイザーの二宮金次郎の銅像は(何のこっちゃ?と思うかたはこちらを!)、ふだんの生活でめったにお目にかかるものではないために、ほとんど問題になることはない。だが、姫の場合は、日常生活でよく目にする中に苦手なものが多すぎる。たとえば子どもや雷といったごくごくありふれたものに恐怖を感じてパニックを起こす犬は、やはり注意すべき点が多い分、他のコたちに比べると手間がかかるのはたしかなのだ。

だが、それも姫の個性の一部なのだと思えばべつにたいした問題ではないのだろう。人間誰しも苦手なものはある。たとえば巨大な蜘蛛を平気でわしづかみする管理人も、は虫類は大の苦手で、蛇が目の前を横断しようものなら、ちょっと可愛い声で悲鳴を上げる。逆に蛇やらトカゲはぜんぜんOKの妹は、毛虫を見るとゆうに1mくらいは飛び上がる。

嫌いなものは人それぞれだ。どうように、犬にだって苦手なものや怖いものがあったってかまわない、と管理人は思っている。少しずつでも慣らしていって、恐怖の度合いが小さくなっていけばそれに越したことはないのだが、かといって、怖いものがひとつもない、完璧な犬にしようとは思わない。管理人は完璧な人間ではないし、完璧な飼い主からもほど遠い。だから、管理人のようなそこそこの人間には、ちょっと難ありの姫のような犬がお似合いなのだ。

雷が怖い犬というのは、花火もたいてい苦手なのだが、なぜか姫は花火の音にはほとんど反応を示さない。最初一瞬あたふたするものの、これは花火だと判れば、あとは落ちついたものである。

どうやら大きい音が怖いというだけではないようだ。なぜ姫が、ここまで雷を嫌うのか? 独り暮らしをしていたころに、嵐のなかで怖い思いをしたのだろうか? それなら、うちの中にいれば安全だということが判れば、そのうちパニックを起こさずに済む日がくるのだろうか?

管理人の足下で小さくなっている姫を見ながら、姫の過去をあれこれ想像してしまう管理人である。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

きょうじゃなきゃ……

きょうは河原でお友だちとBBQをやる予定。だから姫はいつもみたいに、張り切って朝早く起きたのよ。

あれ? どーして管理人さん、まだ寝てるのかしら? 早く起きないと、間に合わないじゃない。だって、きょうは遠くまで行くっていってたわよね。それにお肉の仕込みもあるって言ってたじゃない。

うふふふふ……姫はやっぱり肉が好き黒ハート

ちょっと、デブ、早く起きなさいよ! あんたって、犬のくせにどうしてそうネボスケなのかしら。ふつう犬ってもんはね、外で音がしたりしたら、ビクンって飛びおきるもんなのよ。なのに、アンタときたら、雷が鳴ろうが、地震がこようがグーグー鼾かいて寝てるなんて、どーいう神経してるのかしら。アタシみたいに、即座に飛びおきて

「危険よぉぉぉぉ〜!!! 気をつけなさぁぁぁぁ〜い!!!」

って群のみんなに注意を促すのが、立派な犬ってもんでしょうが! 何しろ人間っていうのは、耳も悪いし、鼻もきかないし、敵がすぐそばまで来ていても、ぜんぜん気がつきゃしないんだから。だから、アタシたちが代わりに警備してあげなきゃいけないのよ。ちょっと、デブ、早く起きなさいってばぁぁぁ〜
「うるさいですよ、姫さん。きょうは日曜日なんですから、もう少し寝かしてください」

「なに言ってんのよ、アンタ。きょうはお友だちと河原でBBQの日なのよ! 早く起きないと、お友だちが先にみんな集合して、肉がなくなっちゃうじゃないの!!!」

「姫さん、河原でBBQは中止になったんですよ」

「へっ?」

「一昨日、管理人さんがぶつぶつ言いながら、中止の連絡してたじゃないですか」

「うそっ!?」

「姫さん、また人の話を聞いてなかったんですね? 延期って言ってましたよ、管理人さん」

「まじっ!? なんでよ!!!!」

「姫ちゃんがどーのって言ってたから、またあなたが何かやったんじゃないんですか?」

「アタシ……何かやったかしら????????」

おかしいわ。ぜったいにおかしい。だって、きょうはお友だちがたくさん集まるからって、きょうに合わせて、姫とびっきり可愛くなったのよ。ふだんはつれないデブでさえ、姫のうしろをついて回るくらいだもの。来ているお友だちのなかで、姫が一番可愛いのは、もうぜったいまちがいないわ。

いくら可愛くなったって、ステキな出会いがなければ、ぜんぜん意味ないじゃない? この家の近所は、もうぜんぜんダメ。アタシ、出会い系サイトにせっせと書き込みして、メルアドも置いてまわってるのに、カッコイイ彼氏がぜんぜんできないんだもの。だから、きょうに期待してたのに!

旅先でステキな彼との出会い。うぅ〜ん、ロマンチックじゃない?

だから、わざわざきょうに合わせてとびっきり可愛くなったのよ、姫。
なのに、中止って……

ど〜いうことなのかしら!?


しばらくして、管理人さんやっと起きてきたけど、ぜんぜん出かける気配がないの。
「なんか、すごく暑いわね、姫ちゃん。きょうは中止にして正解だったかもね」

暑くたってかまわないわよ!!! せっかく姫がとびきり可愛くなったんだから、きょうじゃなきゃ意味ないのよぉぉ〜!!!!!

で、次はいつにするの? 来週? 来週ならまだ姫、ぜんぜんイケテルと思うし、きっとみんなが夢中になって姫のうしろをついて回ると思うわ。
「BBQは来月になって、もう少し涼しくなってからの方がいいわね。そのころには姫ちゃんのヒートも終わるだろうし」

来月じゃ、姫のとびっきり可愛い時期終わっちゃうじゃないのよ! また春まで可愛い時期は来ないんだから、いまじゃないと意味ないのよぉぉぉ〜!!!!

まったく、もう〜! 人間ってぜんぜん判ってないんだから! いまじゃなきゃダメなのよ。こんなに姫がとびきり可愛いのに。来月じゃ、ステキな出会いがないじゃないのよ! 

もしかして、誰か来てるかもしれないわね。BBQの会場ってどこって言ってた? 姫ひとりで行って、帰ってこれるかしら? 車で行くって言ってたから、きっと遠いわね。ど〜しよう…… またお家が判らなくなっちゃったら…… お腹空いてつらいし…… それよりここにいたほうがいいかしら。でも、せっかく姫とびきり可愛くなったのに……

きょうじゃなきゃダメなのに……

こんどこそ、ステキな出会いがあるって期待してたのに……

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つまんないから、ふて寝するわ

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 12:43| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

愚痴

無駄に暑いきょうこのごろ、皆さんいかがお過ごしですか? ケッむかっ(怒り)

管理人はすっかり気落ちして、きょうは日記をお休みしようかと思ったほどだ。だって、姫ちゃん、タイミングが悪すぎるんですものもうやだ〜(悲しい顔)

おまけに、午前中に書いた越後屋の宣伝記事が、PCの不具合でみごとに消えて、ますます機嫌が悪くなった。ケッむかっ(怒り)

きょうに限って途中で保存してなかったのよねふらふら

ついてないときは、とにもかくにも良くないことが続くのは、これ世の常である。ケッむかっ(怒り)ケッむかっ(怒り)

肝心の姫さんと来たら、人間たちの騒ぎをよそにすっかりご機嫌で、散歩の途中でもせっせ、せっせとマーキングを続けている。
「姫でぇ〜す! いま姫、とびっきり可愛いのね。ステキな彼氏募集中でぇ〜す! 
ともかく会ってお話したいので、メールください揺れるハート
メルアドわぁ〜
iketeruhimechan@inunekoyashiki.comるんるん
ヨ・ロ・ピ・クわーい(嬉しい顔)

まったくいい気なものである。これから1ヶ月は、姫にもしものことがないよう厳戒態勢突入と思うだけで頭が痛い。そのせいか、なぜか久しぶりに腰も痛くなってきたような気がする。

ケッむかっ(怒り) クーラーつけて昼寝しよっと。






眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)
(管理人、お昼寝中です。しばしお待ちを……)




はぁ〜すっきりした。さて、気持ちを切り換えて、出入り業者の店の宣伝でもしてやるかね。

じつは、数日前に越後屋から電話がかかってきた。
「おひぃさま、秋の新柄が入荷いたしました」

ほぉ〜秋の新柄とは……さっそく店に駆けつける管理人(原油高高騰の折、出入り業者もわざわざ反物を見せに来てはくれないのだ!)。
「あら、このパステルドット、姫によく似合いそうじゃない?」

「さいでございましょ、おひぃさま。秋のお出かけ用にもうひとつ、おあつらえになってはいかがでございましょう(手を揉み揉み)」

「ちょっと、こっちのオセロも姫に似合いそうね」

「姫さまのようなすらっとしたシャープな印象のお嬢さまには、よくお似合いになると存じます(手を揉み揉み揉み)」

「どちらもステキねぇ〜」

「それでは、さっそくいつものサイズで……」

「でも買わない」

なんでだよ!」

買ってやりたいのは山々だが、おひぃさまは今お金がないのだ。先月、目一杯遊びほうけていたために、9月は「ド」がつくくらいに貧乏だ。
「今月は余裕ないから買えない」

「お得意さまだから、ツケにしといてやる」

「借金は好きくない。第一、首輪買いすぎて借金で首が回らなくなって、首つりするんじゃ、洒落にならん」

「………………」

でも可愛いのよねぇ〜ぜったい姫にはお似合いだし……
「Tシャツ感覚の首輪なんだから、いろいろ持って楽しまないと意味ねぇ〜だろうが!」

「1700円もするTシャツは、アタシの中ではお出かけ用の一張羅なの。普段着に着るのは、ウェークエンドスペシャルで690円で買ったユニクロの1000円のTシャツだもん」

「貧乏過ぎるあせあせ(飛び散る汗)

「じゃあ、あんたはもっといいもん着てるってわけ?」

「3枚1000円のTシャツ」

「アタシたちって、おそらくそうとう貧乏だわね」

「たしかに……」

「貧乏人どうしのあいだで金が動いても経済は活性化せんよ。六本木ヒルズに住んでるような人に買ってもらいなさい」

「そうする」

てなわけで、現在貧困にあえいでいる管理人には買えないのだが、Shy dogの秋の新作は、可愛いデザインが目白押しだよぉ〜

とりあえず、BBQに行く予定がなくなっちゃって暇してるあなた、是非ともお店のほうを覗いてみておくれ!
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 18:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

ありゃま……

出稼ぎから帰ってきたら、部屋に点々と黒っぽい染みがついていた。

こっ、これは!?!?! 

管理人がいないあいだに、犬たちが血を見る争いをしたか、この場で殺人事件でも起こったか、と思ったが、むろんそんな事実はない。

どうやら姫のヒートが始まってしまったようである。



あぁぁぁぁぁぁ〜なんて間が悪いの、アンタってばふらふら



冗談で、前日キャンセルもありとは言っていたが、ほんとうにこんなにギリギリになってドタキャンしなくてはならなくなるとはもうやだ〜(悲しい顔)

とつぜんの企画だったために、都合のつかない人も多かったのだが、それでもこぢんまりと楽しもうと思っていたのに。あれとこれを持っていって、明日は買い出しに行って、とそれなりに管理人はそうとう盛り上がっていたというのにたらーっ(汗)

おまけに、どうやら日曜日は天気がかなりよろしいらしい。これで台風でも来てくれればまだ諦めもついたものを……チッチッチッむかっ(怒り)

というわけで、残念ながら、今週日曜日に予定していた「犬猫屋敷、秋の園遊会」は今回は中止、10月に延期といたします。

楽しみしていてくださった皆さん、一生懸命予定を合わせてくれた皆さん、ごめんちゃいね!(深々とお辞儀)


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すまんのぉ〜

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 20:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

思い出

出稼ぎスケジュールが変更になって、思いがけず2連チャンで休みになった。この機会にとまたしこしこ日記のバックナンバーを整理しているうちに、去年作ってまだ公開していない動画があることに気がついた。

動画作りに凝っていたのは秋から冬にかけてだったので、季節的にあわないなぁ〜来年の夏にあげようと思ってすっかり忘れていたものだ。

ツチノコ兄弟がまだ子犬だったころ、近所の川で水泳を楽しむひとこまだ。あのころはまだ2頭とも若くて、管理人も仕事をしているよりも暇な時間が多かったので、せっせと毎日河原に通っていたものだ。

河原で管理人は先輩犬飼いさんたちから、多くのことを学び、犬たちはそこに来ている多くの犬たちから犬社会の仁義をしっかりたたき込まれた。いま思えば、あれが管理人とツチノコ兄弟にとっての犬コミュニティーだったのだ。最近はぜんぜん河原にも行かなくなってしまったし、時々当時のお友だちと散歩の途中で会っては、立ち話をする程度になってしまった。仕事が順調になった分、時間がとれなくなったことが、ほんの少し悔やまれる。

すっかり忘れていたこの動画を見て、管理人はふたたび目が潤んでいる。あのころはディーも元気で若かった。こんなに早くお別れの日が来るならば、もっとたくさんビデオを撮っておけば良かったと悔やまれる。

それでも、何もないよりはずっとマシだ。元気そうに走りまわる子犬たちの姿を見て、時間が経つのは早いものだ、と改めて思い知らされている。

犬と一緒にいられる時間は、ほんとうに嫌になるほど短いよ。

だからこそ、大切にしなくてはね……








ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 02:00| Comment(3) | TrackBack(0) | DJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

検索ワード

屋敷を再開して早丸2ヶ月、今回はアクセス数など気にせず、マイペースに好きなことだけ書いていくと宣言したわりには、いちおう世間の評判が気になって、毎日アクセス数をチェックしていたりするいたって小心者の管理人である。

ブログを閉じたとき、はっきり言って後先考えずのブチ切れ状態だったので、あっさりアカウントじたいを消してしまった。7月になって再開を決めたとき、まずったなとは思ったのだが、ダメもとでもう一度同じURLで登録処理をしてみたところ、あっさりそれが通ってしまったのは幸いなことだった。ネットの世界とは不思議なもので、継続は力なりという原則が常にある。たとえ弱小サイトであっても、同じURLで延々十年も続けていけば、そこそこ検索エンジンにも引っかかってくるものなのだ。それは途中でいったん閉じても同じことで、1ヶ月も経たないうちに、犬猫屋敷はまた検索エンジンでそこそこの位置に上がってくるようになった。

お仲間うちのコミュニティーというのだろうか、リンクを貼りあって、お互いにコメントを残して、というのもひとつのやりかたなのだが、それだとある一定の人数が同じサークル内でグルグル回っているだけという欠点がある。たとえば、犬の里親探しに興味のある人は、保護犬の預かり日記を回遊していたりするわけだが、同じ犬好きでも、たとえば、ブリーダーから純血種を買ってショーや競技会をめざしている人たちのサークルと里親探しのサークルはほとんど接点がないのがふつうだ。

いわば犬好きという水族館のなかで、マグロの回遊している水槽のとなりにエイがひらひらしている水槽が並んでおいてあるようなものなのだ。外から見れば皆同じ水族館にいるわけだし、犬好きというひとつの大きなサークルに見えるのだが、じっさいになかにはいると種別によってさまざまな水槽が置いてあり、それぞれがそれぞれの水槽のなかで仲間うちで楽しく回遊を続けている。

まっ、餌もちがうだろうし。水温なんかもちがうので、一概に混じれといっても混ぜられるものではないのかもしれないが……

で、それはともかく、基本的にネットの世界というのは、ある意味オタクの集合体で、誰もが皆好き勝手に自分の趣味を追求している。管理人のように犬が好きで犬との生活だけを延々毎日綴っている奴がいるかと思えば、フィギアを山ほど集めて、それを見せびらかすことに命をかけている人もいる。先日たまたま見つけたのは、送られてきたH系のスパムメールのなかで大笑いの内容のものだけを紹介しているブログである。日々数十通は軽く入ってくるスパムメールだ。そのなかから笑えるものだけ抜き出したって、たしかにネタには事欠かない。

そういう自分の世界に埋没している人たちをつなぐ役目をするのが検索エンジンである。管理人も仕事でよくお世話になるのだが、これはいったい何だろうと素人が思うような妙な世界に関して延々資料を集めて公開しているステキなサイトがあったりする。またそういうところには、同好の士が集まって(こんな奇抜なものにもマニアがいるのか?!と驚かされる)それなりに小さなコミュニティーを作っているのがまたおもしろく興味深い世界なのだ。ただ、管理人のように仕事で何かを探している以外は、めったにふつうの人はそういうマニア系のサイトを目にすることはない。ゆえにマニアックな世界はマニアックな人々のあいだで小さな宇宙を作っていく。

趣味でやっている分には、それでいい。べつにマーケットを広げる必要もないわけだし、ある一定の人数で仲良く楽しくやっていけば良いわけだ。だが、商売となるとそうとはいかない。なるべく多くの人の目に触れて初めて商品を買ってくれる人が現れる。ゆえに、ネットで金儲けをしようと思えば、必死になって検索エンジンの上位に上がってくるようさまざまな手段を施すようになる。巧く検索エンジンに引っかかるようキーワードを苦心して埋めこみ、確率の高い紹介サイトに登録する。たとえば、子ども向けのアニメのCMがおもちゃや子供服のばかりであるように、保護団体がペットショップや獣医にポスターを貼るのと同じで、潜在的な顧客が多いサイトを狙って広告を打って顧客を集めるのは、いわばネットの常套手段だ。ネットはタダで使える強力な広告媒体だが、細かいノウハウを知っているかいないかによって、そこで威力を発揮できるかどうかが変わってくる。

で、まあそれは置いといてだ、アセラのアクセス解析には、検索エンジンから何人の人が飛んできたか、というログも見られるような機能がついているのだが、それを眺めていて管理人は不思議な現象に気がついた。

「犬猫屋敷の管理人」

をキーワードに検索をかけている人がけっこういるのだ。先月、今月と検索ワードのトップは「犬猫屋敷の管理人」である。

なんでや?!

ふつう検索ワードというのは、もっと曖昧なものである。たとえば「犬、しつけ」とか「猫、餌」とか「第二次世界大戦」とか、そういうキーワードで絞り込むっていうのが検索エンジンの通常の使い方だ。

たとえば歴史上の人物とか芸能人とか、いわゆる有名人であれば、検索エンジンのキーワードに固有名詞を使うこともあるのだが……

管理人の戸籍上の本名は、まあ、わりかしどこにでもある一般的な名前なので、おそらく同姓同名の人は何十人か存在するはずだ。だが、ネットで検索したかぎり「犬猫屋敷の管理人」を名乗っているのは、日本中で管理人ひとりである。

どなたか、ワタクシのこと、お探しですか?

ネットの世界は、いつも不思議にあふれている。

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犬猫屋敷の末っ子、おはぎザンス!

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 15:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

共存

たまたまぼーっとテレビを観ているとき、「人間と野生動物が共生の出来るシステムを作りたい」と活動している人のドキュメンタリーを目にした。

軽井沢の別荘地に近年クマの被害が多発しており、クマを害獣として殺すのではなく、人間とクマの棲み分けをきちんとして、共存できる社会を作ろうという試みだった。

ほぉ〜、いいことやってんな。

これが管理人の感想である。

野生動物と、人間の共存は難しい。家畜を殺されたり、作物を荒らされたり、餌があると思えば野生動物は山を下りて人の世界に入り込んでくる。とくに自然破壊が進んで山に食べ物がなくなれば、とうぜん動物は人里に姿をあらわす。そうなると、野生動物は害獣になる。とくにクマやオオカミといった大きな種になると、直接人間を襲うこともある。そうなれば駆除もやむを得ない。

そうして100年ほど前に、ニホンオオカミは絶滅してしまった。

クマと人間を共存させるこのNPOの活動は、大きく分けてふたつある。ひとつは、じっさいクマが出たとき、その現場に急行し、クマをその場から追い払ったり、パトロールをしたり、クマに発信器をつけて、人里に近づかないよう警戒するという仕事である。もうひとつは別荘地で暮らす人々への啓蒙活動だ。クマがゴミ箱などを荒らさないよう、クマが開けられないゴミ箱を紹介したり、ゴミの捨て方を指導したり、クマに遭遇したときの対処の仕方を教えたり、クマの出没情報などを公開している。

いわば、事件が起こったときの対処と、事件を起こさないための予防措置を同時にひとつの団体が兼務している形だ。クマが人里に降りてきて、作物を荒らしたり、人を襲ったりすれば、駆除の対象となるのはやむを得ない。だから、そうなる前に未然に防ぐ、これが彼らの活動の基本理念だ。

人に正しい知識を植えつけることで、不意の事故の確率を減らす努力をしていく。それだけでも長い目で見れば、目的を達成することにつながるのだ。ただ、あまりにも地道な作業だし、すぐに成果が見えるものではないからみんながやりたがる仕事ではないのだと思う。

だが、その部分もとても大切なのだ。それがないままで、対処療法だけを続けていては、クマだってニホンオオカミの二の舞になってしまう。

たしかに、森の中でクマに会ったら恐ろしい。だが、クマは人間を餌にするために襲うわけではないのだ。たいていの動物はそうなのだが、人間に対する恐怖心ゆえに人に襲いかかってくるものなのだ。だから、クマを驚かせないよう、森に入るときは大きな足音を立てながら、できれば歌など歌いながら、「ここに人間がいるよ〜近づくと危ないんだよ〜」とクマに教えてやれば、クマから人に近づいていくることなどありえない。そういう知識を持つ人が増えていけば、人間がクマに襲われるなどの事故も減っていく。

人間誰しも知らないものは怖いのだ。たとえば、犬を飼ったことのない人が「犬は咬むもの」と思いこんでもしかたがない。犬はたしかに、人間の指など簡単にかみ砕くことのできる牙と顎を持っているが、ほとんど犬はそれを人を咬むためには使わない。犬は肉食だから、人間に襲いかかると思っている人もいるが、いまどきの犬は野生動物を殺して食べることすら思いつかない。

人間不信の犬というのは、むろん世の中にはたくさんいるが、もともとオオカミのなかでも人に慣れやすい個体が進化してできたイエイヌである。人になつく、人と巧く共存していくという本能が多かれ少なかれDNAに刻まれているものなのだ。

だから、犬は決して自分の意志で人間を咬んだりはしない。自分の身が危ないと思わないかぎり、犬は決して人に牙をむいたりはしないのだ。だから、人が犬を驚かさなければ、犬に脅威を与えなければ、犬が人を咬んだなどという事故は起こりえない。

だが、知らないがゆえに、人はむやみに動物を恐れる。怖いものだと思いこむから駆除の対象になってしまう。下手に擬人化するために、とんでもない勘違いが起こってしまう。

知らないということは、恐ろしいことなのだ。相手をきちんと知らなければ共存していくことなどは、とうていできない。

それは野生動物であっても家畜であっても一緒なのだろう。

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「アタシたちは、その点うまく共存してるわよねっ、ねっ、ねっ!
だって、アタシたち、仲良しですもん、ねっ、ねっ、ねっ!」

「姫さん、図々しいですよ。重いです」

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 20:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

晴れ舞台

苦節1年、ようやく部屋でのフセができるようになった姫さんだが、その後驚くばかりの早さでフセができる範囲が広がっている。

マットレスの上でフセが100%できるようになって2週間後には、玄関、廊下、キッチンなど家のなかのどこでもフセができるようになった。それもマットレスがなくても、である。

おぉ〜ブラボーッ!

ある天気の良い朝、験しに庭でレバーを振ってみた。

「ダウン」

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オッケェ〜!!!!!

毎度のことながら、いったんできるようになると、馬鹿のひとつ覚えみたいにやりまくるのが姫の特徴なのだ。だから、いまのトレンドはフセ、と覚えたとたん、姫はどこでもかしこでもフセをしまくる。

「さあ、伏せるわよ、いつでも言って!」

とばかりに、床にはいつくばる姫さんなのだ。

たとえ、それがぜんぜん見当違いの場所であっても……

誰も「ダウン」とは言っていなくとも……

姫にダウンのコマンドが入っているのかどうか、それは正直いってまだだと言わざるを得ない。ダウンと言えば伏せることは伏せるのだが、いまは何を言っても伏せるので、コマンドが入ってるというレベルまでは行っていないのだ。

ただ、管理人さんが喜ぶし、褒められて美味しい物がもらえるから、姫はここで伏せるわ。

まあ、その程度のことなのだ。どのレベルで、コマンドが入っていると言うかは、飼い主によってさまざまだろう。管理人の場合は、あらゆる状況で、誰がそのコマンドを発しても100%できるようにならないとコマンドが入っているとは言わないことにしている。だから、うちのコたちはほとんどコマンドが入っていないもどうようだ。

まっ、ここら辺は管理人の考え方なので、放っといてって感じなのだが。

ともかく、無事庭でのフセができるようになった姫さんは、1週間も経たずして散歩の途中の公園や、道ばたでもちゃんとフセができるようになった。むろん、周りに人や犬がいたり、車が駆けぬける横ではまだ無理だ。ただ、道ばたということで、いまは管理人が横に座り込むということをしなくなったので、上から見下ろされていてもちゃんとフセができるようになったのは、姫としては大進歩だ。

あと1週間で、姫のフセをもう一段階上のレベルまで到達させることができるだろうか?

次の日曜日の「犬猫屋敷、秋の園遊会」で、犬友の見守るなか、姫のフセをご披露することができるのだろうか?

皆さまの賞賛を浴びることを夢見て、せっせっ、せっせっとお稽古に励む管理人である。
ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 15:27| Comment(7) | TrackBack(0) | しつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

甘やかし

管理人はめっぽううちのコたちに甘いダメ飼い主である。

ディーがまだ元気だったころ、彼は管理人がそばで見ていてくれないと食餌も喉を通らない甘ったれの犬だった。たとえば犬たちが食べているあいだに、自分の食事の用意でもしようと管理人がキッチンに行ってしまうと、とたんに餌皿を放置して管理人のあとを追って来てしまうのである。

放置された餌は、即座にお代わり分として姫の胃のなかに吸い込まれる。ゆえに、管理人は出稼ぎの朝の忙しいときでも、お犬さまのお食餌におつきあいし、そばで「よく食べたねぇ〜エライねぇ〜」と賛辞を繰りかえしていたのである。

いまは、カイがこの状態になっている。以前は放っておいても食べたくせに、最近は管理人の姿が見えなくなると泡を食って探しに来る。悪い習慣は一度つけてしまうと直らない。そして悪い癖に限って群のなか脈々とで継承されていくものなのである。

しつけ本やしつけサイトの類を見ると、「犬は強いリーダーに従う習性があるので、厳しく接するべし」などと書いてあるのをよく目にする。以前の管理人は「強いリーダー」とは何か、と深く考えもせず軍隊式に「管理人の意に沿わぬことをするのは許さん!」とばかりにビシビシやっていた。いま考えると褒めることより叱ることのほうが多い暴君だったと思うのだが、うちに来た当初、ご意見無用のハイパーパピーだったツチノコ兄弟をまっとうな犬に育てるまでのあいだは、それが正しいのだと信じ込んでいたのである。

褒めるしつけとは何なのか、強いリーダーとはどうあるべきなのか、そんな根本的なことを考えるようになったのは、姫が我が家にやってきてからだ。

姫は暴君飼い主にことごとく反抗した。姫にとって管理人に叱られることは、おそらくとても嫌な経験だったが、それでも悪い行いは止むことがなかった。その場ではいったん塩らしい態度を見せても、すぐに同じことを繰りかえす。

やりかたを変えねばこのまま堂々巡りが続く、と気づいたのが、基本的な飼い方を見直そうと思ったきっかけだった。いままでのやり方を否定するのは決して楽ではなかったが、姫を飼い続けていくためには、ベストの方法を模索するしかなかったのだ。

管理人は姫を飼いはじめて、ほんとうの「褒めるしつけ」とは何なのかほんの少しわかったような気がする。結果、犬たちは以前に比べて甘やかされているかもしれないが、それでも終わりよければすべてよしでうちにはこの方法があっていたのだ、とつくづく思う。

犬の要求を一から十まで聞いてやるのは、わがままを助長することになるし、結果的に飼い主も犬も不幸な結果になるのだが、だからといって飼い主の要求だけを一から十まで聞けというのも、犬の立場にしてみれば理不尽かもしれないと思うに至った。だから、管理人は以前に比べるとかなり甘い飼い主になった。ただ、ここはダメだと決めたことに関しては、以前と同じように暴君だ。どこまでは譲歩してどこからは許さないか、その線引きがうまくできると、犬との生活も楽になる。そしてそれを判断し、決めるのは、それぞれの飼い主がやるべきことなのだ。

犬のわがままを許してはならない。犬に嘗められちゃいかん、と肩肘張って暮らすのも、犬との生活のやりかたのひとつだとは思う。そうしなければ飼えない犬もいることだし、飼い主がそうすべきだと判断するなら、そういう方法も悪くないだろう。だが、管理人は以前に比べて甘い飼い主になったことで、肩の荷が下りてより一層犬との生活が楽しくなった。ただ将来、また別の犬を飼いはじめたら、この考えも変わるかもしれない。それは管理人も判らない。

犬との暮らしで飼い主も変わる。犬と一緒に成長していくことが、管理人の犬を飼う楽しみだ。

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ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | うちのコたちの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

イベント告知

オフ会をやろうかなぁ〜なんて思っている。

というより、もともとは単に、去年もやった犬友とBBQパーティー企画だったのだ。去年、その話をサイトにあげたとき「楽しそう! 行きたかったのに!」という声をあちらこちらで聞いたので、じゃあ今年はサイトで告知して、来たい奴はみんな来いっていうノリでやっちゃおうかなと思いついたわけだ。

誰があのとき「行きたかった」って言ってたかなんて、もう忘れちゃったしさ……

メンバー選んで、スケジュール調整して、メールで連絡して、出欠とってとか、ものすごく面倒だしさ……



管理人は面倒なことが大嫌いなのだ。



それに、ただの犬友BBQパーティーにするには惜しい名前も考えついたし。


「犬猫屋敷、秋の園遊会」


うふっ、我ながら、ナイスネーミングるんるん

というわけで、とつぜんですが……

======================
日時:9月10日 日曜日 12:00(くらい)〜


場所:
埼玉県飯能市清流園

住所と電話番号はこちら

犬猫屋敷どうようナビなし車に乗っている方用に地図はこちら

参加費:無料

ただし駐車場代が¥1000かかりますので、勝手に払って入ってきてね。

参加資格:なし

犬飼っている人もいない人も、犬猫屋敷の愛読者でも一度も読んだことなくてもぜんぜんOK。犬猫屋敷カルトクイズとかやらんから、心配しなくいいよ〜ん。ペットも可。ただし、管理人はは虫類が大の苦手なので、ニシキヘビの花子ちゃんを首に巻いての参加はご遠慮ください。

持ち物:自分が焼いて食べたいもの・自分で飲みたいもの・自分の使う食器や箸・おやつ(500円まで、バナナはおやつに含みません)・自分で座る椅子(テーブルも欲しけりゃ勝手に持ってきて)

=====================

出欠確認しない代わりに、食べ物、飲み物、皿、箸など一切こちらでは用意しません。火は熾しておくがね。勝手に食べたいもの持ってきて、勝手に焼いて食べるというアバウト企画。だから会費0円。当日中止になっても山のような肉に埋もれて泣くこともない。そういうの、無駄だし。

管理人は無駄なことが大嫌い。

当日現場で、物々交換はありです。みんなが欲しがるようなものを持ってくれば、霜降りステーキや特上カルビをゲットできるかもしれない(誰がそんないいもん持ってくるのだろうか?)。

食器、箸などもご持参くださいませ。自分の使ったものは自分で始末する。これ、エコでございます。あたしゃ、ロイヤルコペンハーゲンのディナーセットがないとお食事できませんの、って方は、どうぞ一式お持ちください。自由に、好きなようにやっとくれ。

犬たちのおやつ類は、いちおう主催者が用意いたしますが、管理人の持ってくる怪しいおやつなんかうちの大切なコに食べさせられないわ! という方、アレルギーのあるコ用にはご持参くださいね。

いちおう市なので、ちょっと走ればスーパーなんかもあります。食物、飲み物類は現地調達も可。

天気がよければ川遊びもできますので、お着替えも持ってきたほうがよひかも。あと噂によると近所に最近ドッグランができたらしいので、肉食べ終わったら、腹ごなしにドッグランに移動するやもしれません。河原は他のお客さんもいらっしゃいますので、原則ノーリード禁止です。

というわけで……企画的には非常によいと思うのだが、問題はさぁ〜

来週、台風来るらしいのよねぇ〜

おまけに姫さんのヒートが、もしかすると来週始まっちゃうかもしれない(計算によるとギリギリセーフなのだが……)。

というわけで、いきなり前日に「中止」って可能性も最後まであります。そしたら10月になって(姫のヒートが終わったら)仕切り直しね。

雨天の場合は中止です。当日9:00までにこのサイトもしくは屋敷の表玄関で告知しますので、行こうかなって気になった方は要チェック。

まあ、準備もなにも必要ないアバウト企画なんで、当日暇だし行ってみようかなって気になったら、誰でもさくっと遊びに来ておくれ。

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BBQ企画ってことは、アタシの肉もあるのよね、
ね? ね? ね?

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 19:38| Comment(10) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

コングを100倍楽しむ方法

管理人がコングの存在を知ったのは、ツチノコ兄弟を我が家に迎えてすぐのことである。どうやら、世間にはコングというゴムのおもちゃがあり、子犬を育てるうえで是非常備していなければいけないグッズである、てな話は知識として知っていたのだが、ペット用品コーナーで見たところ、お値段がちょっとばかし高かった。その横に、半額以下の値段で同じようなゴムのボールが売られていたので、

「2つ買うのは高いし、まっ、いいか、これで。穴は開いてないけど、機能は同じようなもんだろう」

と安いボールを買い、それで満足していたのだ。

せこい初心者飼い主が陥りやすい落とし穴である。当時、管理人はコングのほんとうのすごさを知らなかった。

投げると妙な方向に転がるフンみたいな形をした変なゴムボール。なかに餌を詰めることもできるらしいが、転がると餌がこぼれて楽しい、程度の認識しかなかったのだ。

お留守番の友とか言っちゃってるけど、投げる人がいなきゃ転がるボールだっておもしろくないじゃん!

これが、初心者飼い主のコングに対するまちがった認識だった。穴がなければコングじゃない。詰めるということがコングのすごさ。その基本的な事実に気づいたのは、姫が我が家にやってきて、管理人の外出時に姫がお寂し鳴きを繰りかえし、一緒に留守番している家人がノイローゼになりかけてからである。

こりゃ、なんとかせねばならん。と管理人はさっそくネットの世界に旅立った。まずは日本語ページをくまなくクルーズ。だが、そこには管理人がすでに知っている程度のことしか書かれていなかった。
お留守番のときはコングを与えるとおとなしく待っていることができます。

だ・か・らぁ〜何でなんだよぉ〜フン型のボールを転がすぐらいじゃ、姫さんは黙ってくれないんだよぉ〜

管理人が、自分のまちがった認識に気づいたのは、英米のコング・レシピサイトを見つけたときである。

あに? コングって、こんなにいろいろなものを詰めちゃっていいもんなの? ええ??? 電子レンジでチンとかしてもいいんだ。うっそぉ〜、凍らせるなんてのもあり?

英米のコングサイトを見てまわるとわかるのだが、世界にはまさに数百万のコングレシピというのが存在する。それぞれの家で、それぞれの飼い犬の好みに合わせた調合というのが存在するのだ。

果物好きの犬には、バナナをペースト状にして、そこにドライフルーツを絡めたバナナラマ。肉がお好みの犬には、ジャーキーやらボイルした肉をチーズに混ぜてやるのもいい。外で遊ぶ用には肉を煮た煮汁を凍らせてアイスコングを作るのがお薦め。

まさに何でもありなのだ。なかには、オイオイ、こんなものまで詰めちゃっていいんかい? と思うような奇想天外なアイデアもある。

管理人の頭にあったのは、コングに詰める=乾きものというイメージだった。何しろ大型犬用であっても人間の手は入らない凸凹がついているコングである。へたにチーズやらペーストやらを塗りたくると衛生上問題がある。

ところが、食洗機が各家庭に普及している欧米では、コップや皿と一緒にコングもディッシュウォッシャーにつっこめばいいのである。験しに、手洗いでざっときれいにしたあと、食洗機に入れてみたら、あらみごと、まるで新品みたいにぴっかぴか。

なるほど、ここが欧米レシピと日本のコングの使い方の基本的なちがいか。コングは、欧米ではいわば皿の役割も担っているわけである。むろん、日本ではまだまだ各家庭に食洗機があるというわけではないし、人間の食器と一緒に犬のものを洗うのには抵抗があるという人もいるだろう(欧米型の食洗機の場合高温で濯ぎ乾燥をするので殺菌効果もあるのだが)。そういう人は、子供用歯ブラシを駆使すると、けっこう奥のほうまできれいにすることはできる。

で、コングに詰めるものは、まあ何でもいいのだが、その詰め方には流儀がある。細い方(小さな穴が開いているほう)を上にした状態で説明すると
1.アペリティフ……小さな穴に犬がとびきり好きなもの、めったに食べられないご馳走を一かけ詰める。もしかすると、なかにこれがぜんぶ詰まっているのでは!?と犬に思わせるのがポイントである。たとえばレバー、ジャーキー、チーズなど

2.デザート……一番細いくびれと小さな穴の下のあいだに、これまた犬がとっても好きなものを詰める。この部分は、犬が最後まで執着するところなので、是非ともこれを食べたい、そのために頑張ろう、と犬に思わせるものを詰めるのがよい。たとえば、茹でた砂肝、ささみなど

3.メイン……下2/3には主食となるものを詰めまくる。たとえば缶詰フードに混ぜたドライフードとか、チーズに混ぜたマカロニ、ご飯とドライフードを混ぜたものなど、要は何でもいいのだが、一般的にペースト状にしておいたほうが、コングの保ちは良くなる。

4.前菜……最後に中身がこぼれないよう、大きな穴を塞ぐのだが(とろけるチーズを貼って電子レンジでチンがお薦め)、その際に、簡単に食べられるようジャーキーなどがつきだしていると、ますます犬にやる気を起こさせる。

犬にやる気を起こさせる。何としてでも、この中の食べ物をゲットしてやるぞ、と思わせることが、巧くコングを利用する秘訣になる。ゆえに、詰め方だけでも、じつは個体の性格によって変えてやらねばならぬのだ。

たとえば、食べ物が目の前にあれば、どんなことをしてでも食べてやる、という姫のような犬と、食べ物にあまり執着しない、どちらかというと飽きっぽいディーとでは詰めるコツがちがうのだ。ディーの場合には、4の前菜をたくさん、とりやすく入れておいてやることで、コングに対して執着するようになる。逆に姫に対してはそうとう難度の高い詰め方をしても、奴はたいていきれいにすべてを食べつくす。逆にあまり簡単すぎるとあっという間に食べてしまったコングに入れる意味がない。

欧米のコングサイトを見ていると、「凍らせろ!」とやたらめったら書いてある。

これはあまり日本では知られていないやりかただが、中身を詰めたコングを凍らせる、というのは犬の興味を長続きさせるとても効果的なやりかたなのだ。

コングのなかにおやつ類(主に乾きもの)をギューギューに詰めこむと言っても、じつは限度がある。あまり詰めこみすぎると犬の力では取り出せなくなり、成果がなければ犬もつまらないので、おやつ入りのコングがそのまま床に転がっているなんてこともよくある話だ。そこで冷凍庫が登場する。コングじたいを凍らせると、犬は最初は中身を取り出せない。ところが、嘗めているうちにだんだんと溶けてきて、しだいに中身が出てくる。犬にしてみれば、それがおもしろくてたまらない。もっと、もっと、頑張れば美味しいものが出てくるかもしれない、と思うことで犬はコングに執着する。

だから、3のメインの部分にはペースト状のものを詰めるのが良いのだ。ペースト状にしておけば、ガチガチに凍っているあいだは、なかなか中身を取りだすことができない。ついでにいえば、前の晩に作っておいて凍らせておけば、朝、冷凍庫から出して与えるだけで済むので、管理人のように毎朝時間に追われる飼い主には一石二鳥の妙案だ。

コングのレシピは、ほんとうにネットで探すと山ほど出てくるし、そういうものを参考にするのもよし(Googleなどでkong recipesと入れて検索をかけると5百万件ほどヒットする)、また我が家の究極のレシピを開発するもよし、それぞれが思いのままに楽しめるのが、これまたコングの優れたところだ(英語ですが、管理人お薦めの充実コングレシピのページはこちら)。

コングはいわば、飼い主と犬の知恵比べ。いろいろ考えてレシピを開発したり詰め方を工夫するのも犬を飼う楽しみのひとつになる。そのうえ、お留守番の問題行動もなくなるときたら、使わないってほうはない、と管理人は思うのだ。

最後に、管理人の考えたその辺のスーパーで買える食材を利用した誰でも簡単に作れる「犬猫屋敷風コング・ジャパネスク」の作り方を紹介しておこう。うちの犬には、そんなジャンクフードは食べさせられない!という方はてきとうに素材を変えてやってみておくれ。

1.小さな穴に魚肉ソーセージを詰める。

2.狭い方の1/3にちぎったちくわを入れる。

3.ご飯(またはドライフード)と納豆を粘りが出るまでよく混ぜ合わせたあと、大きい方の2/3にこれをぎっしり詰めこむ。

4.とろけるチーズを広い口のなかに貼り、そのまま電子レンジでチン(30秒くらい)する。

5.チーズが軟らかいうちに、上の口に煮干しを数本ぶっ刺しておく。

6.冷めたら、ジッパーつきのビニール袋に入れて、冷凍庫にぶっ込む。

これで、翌朝起きたら完成! ただし、ケージのなかでやらないと、部屋が納豆臭くて大変なことになるのでご注意めされわーい(嬉しい顔)

DJ074.JPG

不器用で食べ物に執着がなかったディーは、よく、
管理人が帰ってくると、おやつが入りっぱなしのコングをくわえて

「とれなかった。管理人さん、とって!」

と持ってきたものだ……

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 15:44| Comment(6) | TrackBack(0) | しつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする