2006年07月23日

現実逃避

管理人はいま、ものすごぉ〜く忙しい。

またいつものクライアントが、申し合わせたように同時期に仕事の依頼をしてきたからだ。途切れることなく仕事をいただけるのは、むろんとってもありがたい。だが、できれば、ほんとうに贅沢なのだが、できることなら脳が溶け出すくらい暇なときに少しずつ依頼をしてもらえるとありがたい。

というわけで、今回も完全にオーバーフロー状態のまま納期に追われる1ヶ月を過ごしているわけだ。

で、そういうときに限ってまた、以前からずっと温めていた楽しい企画があったりする。むろん、仕事が忙しいからと断ればいいのだが、徹夜してでも楽しい企画は逃したくはない。そういえば小学生のころも、宿題の絵日記が完成していなくとも、8/30に従兄弟と海に遊びに行っていた。三つ子の魂百までとはよく言ったものである。

というわけで、きょうの犬猫屋敷にはお客さまがあった。遠路はるばるKAKOままさんが上京したのに合わせて、つむぎ親子リリー親子が揃ってデカ犬コンビに会いにやってきてくださった。

管理人の友だちがやってきて、犬より人の数のほうが多い、というのはじつはけっこう珍しい。犬猫屋敷は、どんなサイズの、どんなしつけレベルのコであっても室内フリーで入れるので(うちの犬以上に邪魔で悪戯をする犬は、おそらくこの世に存在しないからだ)たいてい皆さん飼っている犬を伴って遊びにくる。そうすると、気がつけば犬がうじゃうじゃ、あいだの隙間に人間がちんまり座ってという状況になるのである。

いちおう人間のお客さまの記念写真も撮ったんだけどね……顔消したり、面倒なんで……というわけで、今回のお客さまはこちら下

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めんこいねぇ〜リリーちゃんわーい(嬉しい顔)

管理人の持っているヨーキーのイメージ(うるさい、気が強い、臆病)を粉々に打ち砕くようなたまらなくよい子だった。犬種の特性ってたしかにあるが、要は育て方しだいだな、とリリーを見ていてしみじみ思った。何しろ大きな犬に囲まれても一度も声をあげなかったし(子ども脱感作トレーニング中の姫さんはことあるごとに絶叫もうやだ〜(悲しい顔))どんな人にも愛想よく尻尾をぷりぷりしているし(カイザーは部屋の隅で常時気配を消していたふらふら)きちんと、やるべきことをやってちゃんと飼ってやれば、ほんらいの特性を悪癖に変えることなく、立派なパートナー犬に育てることができるという証明のようなものだ。

姫とリリーが並んでいると、じつはこんなに大きさがちがう。

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うちのようなデカ犬だと、最低限のしつけを入れないと飼いきれなくなるリスクが高い。だから、大型犬を飼っている人の多くはしつけに熱心な飼い主にならざるをえない。反対に小型犬だと、まあいいや、うちは小さい犬だからと最低限のこともやらずに問題犬を作ってしまう飼い主が、残念ながらまだまだ多いな、と管理人は思っている。いまのこの国では一般的な認識が、大型犬のしつけは義務、小型犬の場合にはオプション、と思っている人がまだまだ少なくないのである。

じっさい、一時期レスキューのお手伝いをしていたころ、里親会を見に来てくださったお客さまと、こんな会話をよくしたものだ。

「この犬は大きくなりますかね?」

「親がわからないから、保証はできませんけど……失礼ですけど、お住まいは集合住宅ですか? 体重制限とかあるんでしょうか?」

「いいえ、一軒家なんですけど……ただ大きくなる犬だとしつけしないとダメでしょう?」

チワワだってヨーキーだって、しつけしないと飼えねぇ〜よちっ(怒った顔)

しつけをせずに飼える犬はAIBOだけだっちゅぅのどんっ(衝撃)

むろん、んなことをお客さまはっきり言うわけにはいかないので、当たり障りのないように、犬のしつけというのは人間と犬が楽しく暮らしていくための最低限のルールを作ることで、どんな人にもできることで、自分の犬を一生可愛いと思って大切に育てていくためにはぜったいに必要な作業なのだ、と説明したものだ。

そうやって話をしたお客さまの何人がそれをわかってくれたか、はわからないし、もしかするといまごろ「ご意見無用」のツッパリチワワを飼って、手足を傷だらけにしているかもしれない。まっ、それはそれで個人の自由だし、捨てずに飼ってくれているのなら、管理人がとやかく言う話ではないのだが……

何はともあれ、犬を見れば飼い主がわかる、と管理人は常々思っているのだが、リリー嬢のようすを観察するかぎりは、リリーパパはちゃんと犬を飼える立派な犬飼いだという印象を受けた。

リリーはpapaが会社に行っているあいだ、ずっと独りでお留守番してるんだけどねぇ〜世の中には、そんなひどい環境で犬を飼うなんて最低だ、って口から泡を飛ばして叫ぶ人もいるんだけどねぇ〜

じつに皮肉なことに、リリーはとってもいいコに育っている。なんか、変なのって思いつつ、仕事に戻りたくないために、現実逃避してボーといろいろ考えてしまう管理人なのだ。

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする