2006年07月12日

座らぬのなら……

我が家の愛犬自慢をする立派な飼い主バカサイトになるためには、やはり

「うちのコは、こんなこともできるのよ!」

的なしつけ自慢も必要なのだが、めったにその手の話題が出ないのは、ひとえに我が家のしつけのスピードが亀の歩みであるからに他ならない。もともと飼い主がいいかげんで飽きっぽいところにくわえて、我が家にはオスワリ一筋丸二年を誇る姫さまがあいかわらずお座りオンリーで頑張っているからだ。

正直、姫が我が家に来た当初はこのまま一生オスワリもしない犬でもかまわないかな、と思いかけたこともある。「オスワリもできない犬」というのもある意味貴重だし、逆に、このまま死ぬまでオスワリをぜったい教えないと心に誓おうかとも思ったのである。

きちんとした訓練士についたわけではないが、知っている限りのノウハウを駆使しても奴は徹底的に座ることを拒否し続けた。むろん、競馬馬じゃあるまいし、部屋にいるときはちゃんと座って休憩するのだが、スワレといわれると、とたんに座ることを拒否する。極端な話、座ろうとしていたくせに「Sit」と言われると座るのを止めるぐらいだったのだ。

そこで、管理人は日英問わず相当数のしつけサイトをチェックして回った。オスワリの教え方はむろんどこにだって書いてある。ただ

「オスワリを拒否するのに命をかけている犬の座らせ方」

「先祖代々座ることを禁じられた犬にオスワリを教える方法」

についてはどこを探しても書いてなかった。もしかして、こういう犬ってうちだけなのだろうか? 管理人はかなり真剣に悩んだのだ。

こういうとき、一番簡単な方法は

「うちの犬はバカだからオスワリもできない」

とあっさり片づけることだ。だってうちのコは成犬になるまで何もしつけられてなかったんだから、できなくたってあたりまえだとあっさり言う飼い主もいるだろう。べつにオスワリなんかできなくたってふだんの生活は困らない。たしかにそうかもしれないし、その飼い主がそれでもいいと思うのなら、管理人としては反論するつもりは毛頭ない。

だが犬猫屋敷の場合はちがった。あまりに姫がお座りを拒否し続けたので、逆に好奇心が湧いてきたのだ。

「なんでこいつは、ここまで座るのを嫌がるのだろうか?」

餌を片手に持って「Sit」と号令をかける正統派のトレーニングに犬も飼い主もうんざりしていたこともあって(何しろ何度やってもできないのだ。いいかげん誰だって嫌になる)管理人はとにかく姫のようすを観察するのに時間を費やすことにした。その結果、姫は管理人が見ていないところではオスワリをすることに気がついた。

もしかして、姫はオスワリすることは悪いことだと思っている? オスワリしたら怒られると思っているのだろうか?

明日につづく……

Hime207.JPG

ニックネーム 犬猫屋敷の管理人 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | しつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする